Designer's Voice
「Designer’s Voice」第6回 【好きなデザイン、教えてください】
2013年4月17日
カテゴリー:Designer’s Voice
「一回行ってみないことには、日本を語れない。」
そう思い立ち東京へやって来た。生まれは岐阜県、上京以前は名古屋にいたそうだ。
入社面接では「皆さん、お酒は飲みますか?」と逆質問。文面だけだと、型にはまらずエネルギッシュな人――そんな印象を受ける。男性デザイナー最年少の中島英次朗さんは、この質問になんと答えるだろう。
*まずは現在担当してるお仕事を教えてもらえますか?
「コンビニさんのPOPやポスターといった販促ツールの制作がメインです。最近は、とある小料理屋さんの看板デザインのお仕事もありましたね。」
*前職はどんなことを?
「名古屋の印刷会社で新聞の折り込みチラシを制作してました。とにかく数をこなす、オペレーターに近いイメージですね。」
*それで東京に来て、ユニティに入社した、と。
「そうですね。せっかく東京に来たわけだし、デザイナーとして『量』から『質』にチャレンジしたかったんです。日々格闘中ですよ…。入社したてのときは、周りのデザイナーの制作物に対する情熱がものすごくて、かなり刺激を受けました。」
*そもそもなぜグラフィックの道に?
「元々パソコンが身近な存在だったんです。中学時代、一家に一台あれば十分なころから自分のノートパソコンを持っていて、高校からはillustratorやphotoshopも使い始めてました。だからなのか『デザイナーになりたい!』っていう思いより、その道しかなかったっていうか。ただ、デザインってかっこいいし、やりたいことが自分にとって良いと思えることだった、っていう感じですかね。」
*そんな中島さんが好きなデザインとは?
「うーん、『よくわからんもの』ですかね。制作意図はあるんだろうけど、パッと見ただけでは『?』となるもの。逆にシンプルなデザインも好きですよ。直線や真円がきれいに配置されてるデザインとか…良いですよね。例えば、田中一光さんの『Loft』のシンボルマーク。まさに直線と真円の組み合わせがかっこいいんです。」
*最後に、中島さんにとって「デザイン」とは?
「武器、ですかね。実は絵が苦手なんです、僕。オリジナルでイチからデザインするよりも、材料や素材を上手く組み立てるほうが好きなんですよね。そんな僕が少しでもかっこつけられるものっていうか…。今は強烈な攻撃力を持ってはいないけど、これからはいろんな種類やジャンルの武器(=デザイン)を持てる人になりたいです。」
*ありがとうございました。
自分から「かっこつけたい」と言えるって、出来そうで出来ないように思う。本来なら、さらけ出したくないことのはずだから。この潔さが上京への原動力に、デザイナーとして深めていきたいというモチベーションの源になっているのかも…しれない。