ゴルフなブログ
Going My ゴルフ
ゴルフ大好き社員が、ざっくばらんにゴルフの話題を伝えるコラム。
初心者の方から上級者の方まで、気軽に楽しんでください♬
「Going My ゴルフ」第10回のテーマは「ゴルフはゴロフだ!」
2014年12月9日
カテゴリー:Going My ゴルフ
もうすぐ冬至(今年は12/22です)日が落ちるのもだいぶ早くなりましたね。
先日うかがった栃木県のゴルフ場。
早朝、温度計の表示は-6℃を記録していました。(汗)
冬場になってくるとゴルフ場にも様々な変化が見られます。
まず、夏場には青々としていた芝生たちが茶色くなり、かなり薄くなってきます。
ラフに入れてしまっても、夏場ではショートアイアンで出すのがやっとだったものが、この時期はかなり楽になりますね。
というより、場合によってはまるでティーアップされているかの様な状態で、ウッドなんかはむしろ打ちやすかったりして(笑)
ただ、もちろんいい事ばかりではありません。
気温が低いため、寒さで身体は思う様に動かないし、厚着をするもんだからなおさらです。
風の強さも平均的に強くなり、雨でも降ろうものならまるで苦行…行くのやめようかな~なんて思っちゃいますね。
ま、僕はやっぱりやるんですけど(笑)
芝生の薄さはラフ等は優位にはたらく条件ですが、グリーン周りのアプローチの難易度は上がります。
うす~くなった芝生はまるでベアグランド(土むき出し)で、SWなどでふわっと優しく球を上げるのはかなりの難しいです。
少しでも手前をダフってしまうと地面だけ打ってしまい、ボールはチョロチョロ…な~んて経験、皆さんお有りではないでしょうか?
そこで今回のテーマ、世界の青木の名言である「ゴルフはゴロフだ!」になるわけです。
見ていてカッコいいゴルフの技の代表といえば、やっぱり「バックスピン」ですね~
プロの試合中継を見てても、ピンの奥にオーバーしたと思ったボールにスピンがかかり、キュキュキューっとカップに近づくアレです。
もしくは、ボールを高~く上げて落下地点でピタッと止めるロブショットなども憧れますね。
まぁ、いずれにしてもかなり難易度の高い技に該当します。
実際プロでもスピンをかけたり、ふわっと上げなければならない状況だからしているだけで、もっと簡単な方法が選択できるならそんなリスクは背負いません。
スピンをかけるには、SWの様なロフトのあるクラブをボールの下にピンポイントで滑り込ませ、フェースの溝を最大限利用しなくてはいけません。
また、ふわっと上げる高い球を打つ場合も、同様にクラブフェースを目一杯開いてボールの下に綺麗に入れる必要があります。
この「ピンポイントで」というのが非常に厄介です。
芝が生え揃っている時期ならば少々手前から入っても芝生でクラブが滑ってくれる為多少は問題ないのですが、芝が薄いとウェッジの尖った「歯」の部分が地面に突き刺さってしまい、ボールを的確に捉えるのはより困難になるからです。
青木プロはアマチュアにはこれらプロの技術はかなりの練習が必要だし、そもそも転がせるならそちらを選択する方がずっと簡単だという意味を込めて「ゴルフはゴロフだ!」とおっしゃったのだと思います。
そもそもグリーン周りであれば、どんなクラブを使うのが一番簡単で確実でしょうか?
答えは「パター」です。
パターならダフる確率もかなり低いし、技術的な面で大きなミスはほぼ無いといえます。
ただグリーン周りとはいえ、ラフに入っていたり、グリーンまでの距離が遠すぎる場合などではパターは使えませんよね?
そんなときに強い味方となる技が「転がし」なのです。
人によって打ち方はそれぞれありますが、僕が勧めるのは「チップショット」と呼ばれる技。
基本的にはPW~7アイアンくらいを使用して、足の構えは肩幅に開き、パターの時と同じく肩の振り幅を使って打ちます。
この時、クラブのヒール側(シャフトが刺さっている根本の方の部分)を少し浮かせます。
そうする事で地面との接地面積を減らして、ダフったりするのを防げます。
この打ち方は、クラブを動かす動作がかなり小さく非常に再現性が高いので、場合によってはチップインを狙っていく事もできるのです!
しかも基本はパターと同じ打ち方なので実に簡単!
ちょっと練習すれば初心者でも、女性でも、誰でも出来る様になります。
ボールの転がり方や距離感など、ある程度の慣れは必要ですが、前述したバックスピンなどに比べると難易度はかなり低いといえます。
ただ、見た目が地味でなんだか素人っぽいし、ちょっとゴルフをかじっている人や、女性の前でカッコつけたい人などはあまりやりたがりません(笑)
しかし、本当にうまいゴルファーはほぼこの打ち方を推奨すると断言できますね~
実は私もちょっと前まではフワッと上げるアプローチを好んで使用していました。
今までかなりの経験値を積んできている事もあり、それなりの精度はあったんですが…
先日ラウンドする機会があったハンデキャップ1のスーパーアマチュアがこの「転がし」のアプローチの使い手でした。
結果、ちょっとは自信があったはずの僕のアプローチは完全に粉砕されました。。
そのレベルの違いに愕然とした私は、ラウンド後に頼み込んでアプローチの打ち方を教わったというわけ。
はっきり言って見た目なんてスコアには関係ありません!
というか、どんなアプローチでも常に寄せる事ができればメチャメチャかっこいいです!!
同レベルの人同士でわいわい楽しむのももちろんゴルフの魅力ですが、たまには自分より一段も二段も上の人とラウンドするのも本当に勉強になりますね。
そんな機会がもしあれば僕の様に図々しく聞いてみるのもオススメですよ~
※ラウンド中はプレーに集中したい方もいるので、昼休みやラウンド後に聞きましょうね♪