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Free style

「CU:リレーノート」第17回「書く≠描く」デザイナー:栗林 久美子過去記事です

2013年4月10日
カテゴリー:Free style

私は4、5歳くらいから中学に入るまで、
書道を習っていました。

何級だったか忘れてしまいましたが、
段ではないのは確かです。

絵やイラストは描けませんが
字には自信がある方です。

高校の芸術の選択授業も書道を選択し、
ソフトボール部でありながら、
書道部と一緒にコンテストに参加し、
賞をいただきました。
最後の授業では掛け軸を作成しました。
小さめの掛け軸だったので
いつか大きな掛け軸を書いて家に飾ってみたいです。

あとは、弟の高校(私と同じ高校)の
卒業式で母が謝辞を読む事になり、
その謝辞を卒業生の姉である私が書いた事もありました。
貴重な体験ができました。

専門学校の卒業制作では
『書道とタイポグラフィ』と言う作品を制作しました。
担当の先生には賞を取れるんじゃないかと
好評でした、、、が、、、


と、長く経歴を話しましたが、
幼い頃から書道を習っていて
字を書くのがとにかく好きでした。
授業のノート写し、大好きでした!
(書くのに必死で授業内容は、、、)

字が綺麗で損はないと
27年生きてきて実感しました。


しかし、今は全くと言っていいほど
筆はもちろん
字を書くことがなくなりました。

仕事の時はシート記入や
メモを書く程度。
休みの時はゼロです。

第9回の篠崎さんのリレーノートの文章にあったように
紙の前で相手を想う時間を作りたいと思いました。


また、デザインの仕事をはじめてから
『デザイン書道』と言うものを知りました。

簡単に言うと
デザイン書道は商業書道と言い、
広告用および広告媒体に用いる
「デザイン化された書き文字」のことです。
書家の書く古典書道体とは違います。

パッケージやドラマのタイトル
お店の看板などで
よく目にするかと思います。

私も入社後2,3年は
練習程度に何回か書かせてもらいましたが、
悪戦苦闘したのを今でも憶えています。

書いて、スキャンして、
PCで微調整をして、を何度も繰り返していました。

ただ綺麗に書くものではなく、
文字(言葉)の印象から受けるイメージや
世界観を表現させるためには

筆の細さ、太さ、
色の薄さ、濃さ、
線の強さ、柔らかさ、
文字全体のバランスなど

「書く」ようで
「描く」に近いのかなと思いました。


今までは「書く」書道をしてきましたが
これからは「描く」書道に挑戦できたら
いいなと思っています。

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