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Designer's Voice

「Designer’s Voice」第3回 【好きなデザイン、教えてく〜過去記事です

2013年2月13日
カテゴリー:Designer’s Voice

どの職種にもプロフェッショナルと呼ばれる人がいる。オペレーターとして働く井林智子さんは、まさにそんな存在に感じる。果たして、オペレーターから見た「デザイン」とは?

——お題は「好きなデザイン」ですが、まずは簡単に仕事内容について教えてください。
「ソフトを使って文字や写真、イラストなどを入力していきます。ただ流し込みの作業だけではなく、文字の大きさや色合い、全体のトーンなどがバランスよく配置されているかのチェックがとても重要になっていきます。各パーツが『同じに見える』ように制作していくことがカギですね。」
——必要なスキルや要素は、やはり「正確さ」ですか?
「確かに『正確さ』は避けては通れないですね。というか、大前提。でもそこにこだわりすぎてもよくないんです。」
——「正確さ」と「スピード」のバランスってやつですか。
「そうですね。例えば、一般に『ドラッグして移動する』という作業もオペレーターは数値の入力で作業します。と言うのも、その後の修正を考慮しているから。2つのバランスを保つうえで作業効率は常に意識しているところですね。」
——日常で「職業病だな…」って思う瞬間はありますか?
「色を見ると、これちょっと『Y』(色の表現CMYKのY。Yellowのこと)入ってるな、とか思っちゃいますね(笑)。頭の中が常に数値化された状態になってるんです。このあたりはデザイナーとは違った見方かもしれないですね。ちなみに好きな色は、『Y』が少し入ったピンク色…さくら色のことです(笑)。」(※画像参照)
——色に関して言えば、井林さんっていつも服の色合いが素敵だなぁと勝手に思ってました。
「そんなにこだわってはないんですが、とにかく、自分が着ていて楽しいものを着たい。これに尽きます。人に何を言われようが、自分の好きなように生きていきたいですからね。」
——デザインの話から生きざま論まで聞けるとは!
「こだわりたいところにはこだわるけど、あとはどうでもいいって思っちゃう。だからこの仕事でこだわれてよかった、って思いますよ、ほんとに。」
——では最後に、井林さんにとってデザインとは?
「気持ちのいいもの、ですかね。個人的に、パッと見てなんか変だと感じるものはムズムズする気分になるし、オペレーターとしても、不揃いな状態や、不自然な箇所の空白などはすごく気になりますからね。」

まさに「デザインを支える」人のことばの数々。今日もデスクという舞台で彼女のプロフェッショナルはいかんなく発揮されるに違いない。

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