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Free style

「CU:リレーノート」第20回 最近、買わなくなったもの。プランナー:ヤマモトユウスケ過去記事です

2013年5月15日
カテゴリー:Free style

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最近、90’sのJ−POPにハマっているヤマモトです。友人とカラオケに行くと、その辺りの年代の曲を歌うと何だか楽しいんですよね、青春時代に戻れるというか。ZARD「負けないで」からマッキー「どんなときも」、最後はKAN「愛は勝つ」でフィニッシュ、というのが定番です。(30代男性のみの集団で合唱というスタイルです)

まぁそんな感じなので、あまり新曲を知らないなぁなんて友人と話していたら、そもそも最近CD買った?と聞かれ、そこで初めて、最近CDを購入しなくなっていることに気付きました。
なんでだろうと考えると、ここ数年の音楽産業の大きな変化に、ボク自身の音楽ライフがかなり影響されていると改めて考えさせられました。

まだボクが小学生だったころは、CDの記憶はなく、カセットテープやレコードでアルバムが発売されていました。(ちなみにボクが初めて購入した音楽は、チェッカーズの「涙のリクエスト」のEPでした)
その後、あっという間にCD全盛期となっていく中で、ウォークマンやCDプレーヤー、MDなどの携帯プレーヤーが大流行しました。ウォークマンよりショックウェーブが好きだったなぁ。
つまり、CD(もしくはレコード)がないと家でも外でも音楽が楽しめなかったんですよね。
好きなCDを集めて、その中から好きな曲だけを抜粋したテープやMDを作った想い出がある人も多いのでは。

果たして、いまはどうでしょうか。実はここ数年、CDを脅かす存在として、ダウンロード販売が急激に伸びてきています。
ボクはしばらくCDを手にしていませんが、ダウンロード購入はしています。そして、ダイレクトに携帯プレーヤーにダウンロードして、その場でプレイリストを編集しています。
これはもう、CDを購入するという行動自体が必要なくなってきているのかなと。むしろ、欲しいと思った曲をその場ですぐに聴けるので、購入する以前にCDショップに行く理由すらなくなっています。

もちろん個人差はあると思いますが、音楽の楽しみかた一つをとってもここまで変化するとは、小さい頃には夢にも思いませんでした。
どんどん便利な方へ進んでいっているテクノロジー(それが当たりなのですが)によって、自分のライフスタイルが変えられて行くのは、ちょっと怖かったりもします。

CDやレコードのブックレットを眺めながら曲を聴く楽しみ、このままだと危うく忘れてしまうところでした。
手に取って感じられるもの、体温みたいなものはきっと音楽にもありますよね。それこそが、その曲をより素晴らしいものにしてくれる気がします。便利さを優先して、もっと大事なものを見失いたくないな、と。

今度の週末は、久しぶりにCDショップに行ってみようかな。
デジタルの手軽さとは違う、試聴して手にとってみるというアクションを、新しい出会いのために。

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