月別アーカイブ: 2013年4月

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「CU:リレーノート」第19回 カーシェアリングはとても便利です!! 経理・総務:杉田由里

 車の免許はなんとか取得したものの、ほとんど乗る機会が無いままゴールド免許になり、せっかく苦労してお金も時間もかけて取得した免許が身分証明にしか使えないまま、そのうち運転出来るような年齢でもなくなってしまうのかな?という弱気が、やっぱり折角取った資格は生かしたいという強気に変わり、以前は車を買いたいという気持ちが1mmも無かった私が、「どんな車がいいかな?」などという感覚で車を見る様になっていました。

そんな時、知り合いにカーシェアリングを勧められ、まあ、正確に表現しますと車を買うのを止められ、調べてみたら最寄り駅にデミオが1台あり、駅から1分という便利な場所で車を借りられることになりました。

 駅から近いというだけでなくシステム的にも完成されていて、無人の駐車場で自分の会員カード1枚でドアロックを解除し、「運転キー」と「貸出キー」が一つになっている「貸出キー」で解錠すると、「運転キー」が使えるというスキのないシステムです。

こんな素晴らしいシステムを考えてくださった人のおかげで、今まで車に乗る事が出来なかった私が、“試しに乗ってみる”という感覚で車に乗る事ができ、また、「15分で200円という価格設定」と「即時の予約システム」は、「少し乗りたい」「乗れる時間にすぐ乗りたい」私にぴったりで、お金も乗った分だけ払っている感が非常にあります。本当に無駄が一切ありません!! 
さらに、予約した時間の10分前から乗る事ができるので、15分間隔と聞くと長く感じますが、20時に乗れなかったら、20時15分に予約を入れると10分前の8時5分から乗れるので、空きの感覚は僅か5分です。

 月会費が1000円なので、毎月1000円分の1時間15分を使い、課金されない時間も含めると最大で2時間5分乗れる計算です。実際は、月1時間〜1時間30分程度の練習ですが、去年のGWからコツコツと車に乗る機会を作り最近はようやく“怖い”から“慣れてきたかな?”という感覚になってきました。

1月〜3月は「寒いし」「仕事が忙しいし」で、ついつい間を空けてしまいましたが、会費が安価なおかげでなんとか止めずに4月から運転を再開することができました。今は車庫入れの練習をしていますが、車庫入れとバックはなかなか思った通りに動いてくれません。
注)私が乗っているのはおもちゃの車ではありませんよ。 See You…

FB_nakashima

「Designer’s Voice」第6回 【好きなデザイン、教えてください】

「一回行ってみないことには、日本を語れない。」
そう思い立ち東京へやって来た。生まれは岐阜県、上京以前は名古屋にいたそうだ。
入社面接では「皆さん、お酒は飲みますか?」と逆質問。文面だけだと、型にはまらずエネルギッシュな人――そんな印象を受ける。男性デザイナー最年少の中島英次朗さんは、この質問になんと答えるだろう。

*まずは現在担当してるお仕事を教えてもらえますか?
「コンビニさんのPOPやポスターといった販促ツールの制作がメインです。最近は、とある小料理屋さんの看板デザインのお仕事もありましたね。」
*前職はどんなことを?
「名古屋の印刷会社で新聞の折り込みチラシを制作してました。とにかく数をこなす、オペレーターに近いイメージですね。」
*それで東京に来て、ユニティに入社した、と。
「そうですね。せっかく東京に来たわけだし、デザイナーとして『量』から『質』にチャレンジしたかったんです。日々格闘中ですよ…。入社したてのときは、周りのデザイナーの制作物に対する情熱がものすごくて、かなり刺激を受けました。」
*そもそもなぜグラフィックの道に?
「元々パソコンが身近な存在だったんです。中学時代、一家に一台あれば十分なころから自分のノートパソコンを持っていて、高校からはillustratorやphotoshopも使い始めてました。だからなのか『デザイナーになりたい!』っていう思いより、その道しかなかったっていうか。ただ、デザインってかっこいいし、やりたいことが自分にとって良いと思えることだった、っていう感じですかね。」
*そんな中島さんが好きなデザインとは?
「うーん、『よくわからんもの』ですかね。制作意図はあるんだろうけど、パッと見ただけでは『?』となるもの。逆にシンプルなデザインも好きですよ。直線や真円がきれいに配置されてるデザインとか…良いですよね。例えば、田中一光さんの『Loft』のシンボルマーク。まさに直線と真円の組み合わせがかっこいいんです。」
*最後に、中島さんにとって「デザイン」とは?
「武器、ですかね。実は絵が苦手なんです、僕。オリジナルでイチからデザインするよりも、材料や素材を上手く組み立てるほうが好きなんですよね。そんな僕が少しでもかっこつけられるものっていうか…。今は強烈な攻撃力を持ってはいないけど、これからはいろんな種類やジャンルの武器(=デザイン)を持てる人になりたいです。」
*ありがとうございました。

自分から「かっこつけたい」と言えるって、出来そうで出来ないように思う。本来なら、さらけ出したくないことのはずだから。この潔さが上京への原動力に、デザイナーとして深めていきたいというモチベーションの源になっているのかも…しれない。

「CU:リレーノート」第18回「余分」に負けない。プランナー:河井 良治

長くこの業界で仕事をしてきて、思い起こせば、とにかくいつも「時間」に追い掛けられてきた。
まだ若かった時、体力も充分にあった時は、その追い掛けられ方がそれなりに嫌じゃなかった。深夜・休日を問わず滅茶苦茶な時間の使い方になっていた一方で、むしろ切迫感がゲーム的で面白くさえあった。

ところが、ある時点からたまらなくしんどくなった。30代後半の頃だったと思う。体調を崩しかけた。時間のコントロールに、もっとポリシーを持たないとダメだと真剣に感じた。
で、いろいろごちゃごちゃに貯まった経験則から3つ。自分に対して勝手に法律を課すことに決めた。

テーマは、「余分な時間を外す」。

その1…
とにかく「やってみなはれ」。

結局、どうしよう?…と逡巡しながら手を着けない時間が一番もったいない。ある程度考えて、あれこれ思ってやめて、また思い出して考えて。その寸断がムダを生む。綿密に準備をしないと…と言い訳しながら葛藤する時間は余分。そこを外す。
今やった方がいい…と思った瞬間の自分の勘を信じる。やったうえで失敗しても、ちゃんと受け止めれば、次にどうしたらいいかのヒントは学習できるはず。「うまくいく」の反対は、「うまくいかない」じゃない。「何もしない」ことだと思った。
新しいことに向き合う時、無茶でない限り、社会的道義に反しない限り、まずはやってみる。その決断に、3分間以上かけない。
後々、某大御所クリエイターが、何かのコラムで同じことを言っていた。ほら…やっぱり。大丈夫。

その2…
「どうにもならないこと」で悩まない。

日々、トラブル・困りごと・心配ごとは次々と出てくる。そんな時のイライラ・ハラハラ・ドキドキは、とってもストレス。
ただ、そんな障害には2通りしかないことに気がついた。自分でなんとか「変えられるもの」と「変えられないもの」。変えられないものにグダグダとこだわってみたって、実は何も起きない。だから、とっとと諦めて受け入れる。負けを認める。
変えられるものだけに頭を使う。自分の何を変えたら、何に気をつけたら、次からそんなことにならないのか?…そこに早く行き着くことに時間を投入する。
自分ではなんともならないことに、くよくよと時間を割くのは余分。そこを外す。
後々、イチローが、テレビのトーク番組で同じことを言っていた。ほら…やっぱり。合ってる合ってる。

その3…
「どうしたらできるのか?」…を考える。

難しい局面、無体な事態。公私を問わず、スクランブルは起きるべくして起きる。そして、自分にはできない。解決の仕様がない。つい否定的な反応が口をつく。
ところが、局面・事態は覆い被さったまま。え~そんなの無理。なんでこんなことになるんかなぁ。言わんこっちゃない。恨みごとを吐きながら時を費やす。止まる。引く。
これが全くもって建設的じゃない。第一悔しい。嫌な状況をなぞる時間、文句を言う時間は余分。そこを外す。
確かにびっくりはする。もちろん事と次第にはよるが、その瞬間にブレーキではなく、敢えてアクセルを踏む。ゲーム・スイッチを入れる。「どうしたらできるのか?」…悩ましい辛さから考える面白さに切り替える。
この感じを持ち出してから得もした。プレゼンの際の問題を壊すアイデアを捻出する時間が短くなった。
後々、コーチングの研修を受講した時、講師に最初に言われたのがこのフレーズだった。ほら…やっぱり。きっと間違ってない。

で、今…。
せっかく決めた三原則も、完璧に守れてるかと言われると自信はない。相変わらず、時間に追い掛けられる毎日も大きくは変わってない。
でも、自分を、そして周りを押す感じ、せっつく感じは定着した気がする。「余分」と戦うつもりはできている。
だって、よくよく考えてみたら、人生…残り時間の方が少ないんだし。

IT TREND WATCH第6回 「定額制サービス」、利用してますか?

皆さん、こんにちは!
IT TREND WATCH第6回のお題は、「定額制サービス」について。

突然ですが、皆さんは「定額制サービス」を利用したことがありますか?

「特に利用したことがないなぁ。。。」と思っている人でも、結構な確率で実は利用している定額制サービスの代表格といえば、携帯電話会社のデータ通信料ではないでしょうか。
パケット通信が使いたい放題、というのは昨今のスマートフォン主流の携帯電話業界ではデフォルトに近いですよね。時々、その契約をしていない人がインターネットなどを利用して、翌月の請求書を見て目を丸くした、なんて話も。最近ですと小さいお子さんの携帯電話で似たようなケースが発生して、ちょっとした社会問題にもなりました。

また、最近は音楽配信や映像配信の定額制サービスも充実してきています。
Hulu(読み方は?という方も、TVでCMを見て「フールーね。。。」と謎が解けたのでは)や、TSUTAYAなどはかなり積極的にマスメディアでPRしています。
加えて、携帯電話、特にスマートフォンの普及と性能アップに合わせて、携帯電話会社が主導する定額制の音楽・映像配信サービスがかなり増えてきました。
このようなサービスのおかげで、音楽はもちろん、映画やTVドラマをスマホやタブレットでどこでも楽しめるようになりました。


インターネット環境の進化(特に電波の強さと速さ)に伴う形で、いわゆるデジタルコンテンツの定額制サービスが浸透しつつある中、実はある種アナログな形の「商品配送型」定額制サービスも様々な種類が出て来ていて、局所的な盛り上がりを見せています。


1.SAKELIFE:日本酒を毎月お届けする定期購入サービス

http://sakelife.jp/

2.yamory:非常食定期宅配サービス

http://yamory.com/

3.ねこサプライズ:無添加・手作りキャットフード専門の定期購入サイト

http://necosurprise.com/

これらの定額制サービスは、一見するとサービスの内容自体にはさほどの目新しさはないのかもしれませんが、そのPR手法と仕組みが現代のインターネット社会にマッチしているので、急速に広がっています。
つまり、情報を得る(もしくは広告を見る)ところから申し込みまでの全ての行程がインターネット上で完結する、ということです。

デジタルな領域でスタンダードになりつつある定額制サービスに加え、アナログな領域の定額制サービスも宣伝や口コミなどに巧みにWEBサービスを取り入れることで、また新しい分野として成長している。。。一昔前には考えもしなかったビジネスモデルが今この瞬間にも生まれています。

最後に、
BoxToYou:自分の目利きやこだわりで選んだ商品を、定期販売できるサービス

https://www.box2you.com/

定額制サービスを利用するだけではなく、提供することも(気軽に?)できるサービスも登場してきています。販売したい「何か」があるアナタ、チャレンジしてみるのも面白いかも??

「CU:リレーノート」第17回「書く≠描く」デザイナー:栗林 久美子

私は4、5歳くらいから中学に入るまで、
書道を習っていました。

何級だったか忘れてしまいましたが、
段ではないのは確かです。

絵やイラストは描けませんが
字には自信がある方です。

高校の芸術の選択授業も書道を選択し、
ソフトボール部でありながら、
書道部と一緒にコンテストに参加し、
賞をいただきました。
最後の授業では掛け軸を作成しました。
小さめの掛け軸だったので
いつか大きな掛け軸を書いて家に飾ってみたいです。

あとは、弟の高校(私と同じ高校)の
卒業式で母が謝辞を読む事になり、
その謝辞を卒業生の姉である私が書いた事もありました。
貴重な体験ができました。

専門学校の卒業制作では
『書道とタイポグラフィ』と言う作品を制作しました。
担当の先生には賞を取れるんじゃないかと
好評でした、、、が、、、


と、長く経歴を話しましたが、
幼い頃から書道を習っていて
字を書くのがとにかく好きでした。
授業のノート写し、大好きでした!
(書くのに必死で授業内容は、、、)

字が綺麗で損はないと
27年生きてきて実感しました。


しかし、今は全くと言っていいほど
筆はもちろん
字を書くことがなくなりました。

仕事の時はシート記入や
メモを書く程度。
休みの時はゼロです。

第9回の篠崎さんのリレーノートの文章にあったように
紙の前で相手を想う時間を作りたいと思いました。


また、デザインの仕事をはじめてから
『デザイン書道』と言うものを知りました。

簡単に言うと
デザイン書道は商業書道と言い、
広告用および広告媒体に用いる
「デザイン化された書き文字」のことです。
書家の書く古典書道体とは違います。

パッケージやドラマのタイトル
お店の看板などで
よく目にするかと思います。

私も入社後2,3年は
練習程度に何回か書かせてもらいましたが、
悪戦苦闘したのを今でも憶えています。

書いて、スキャンして、
PCで微調整をして、を何度も繰り返していました。

ただ綺麗に書くものではなく、
文字(言葉)の印象から受けるイメージや
世界観を表現させるためには

筆の細さ、太さ、
色の薄さ、濃さ、
線の強さ、柔らかさ、
文字全体のバランスなど

「書く」ようで
「描く」に近いのかなと思いました。


今までは「書く」書道をしてきましたが
これからは「描く」書道に挑戦できたら
いいなと思っています。

「CU:リレーノート」第16回「大きな(?)障害」デザイナー:井林 智子

私は電車に乗るのが大好きです。
18切符でのんびり何時間も乗ります。

が。

そこには大きな問題が…。

実は・・・・・・・乗り物酔い&方向音痴!


酔い止めの薬飲むんです!
迷ったら引き返せばいいんです!

予定通りに目的地にたどり着けず、慌てて途中で宿を取る。
時間が足りなくなって、途中で特急や新幹線を使う。
珍しい事ではありません。

でもその珍道中が楽しいのです。

知らない駅で地元のおばちゃんと一緒にスーパーで惣菜買って駅で食べたり。

道を聞かれて「旅行者ですと」答えたらあ~ら良く来たわね~
と延々お喋りして次の電車に乗り遅れたり。

時間に追われる毎日を過ごしていると
適当な時間を過ごしたくなるのかも知れません。

ローカル電車の旅。
次の目的地行きの電車は時間1時間半待ち。
そんな時は地元のスーパーへ
見たことの無いお菓子でも探しに行きましょう。

普段とは違う時間の過ごし方。
私の最高のリフレッシュの仕方です。