月別アーカイブ: 2014年8月

IT TREND WATCH 第23回「Ice Bucket Challenge」

IT TREND WATCH 第23回 「Ice Bucket Challenge」

皆さん、こんにちは!

第23回のお題は「Ice Bucket Challenge」についてお届けします。

ここ数日、日本でもかなり話題となっている「Ice Bucket Challenge」、いきなり頭から氷水をかぶる動画をSNSのウォールなどで見かけた方も多いのではないでしょうか。

物凄い勢いでバイラルしているこの運動ですが、そもそも、なぜ氷水をかぶっているのか?何のためなのか?という素朴な疑問もあると思いますので、まずはちょこっと解説を。

元々、この「Ice Bucket Challenge」はいわゆるチャリティアクションの名称で、【氷水をかぶる】か【何らかの寄付を行う】を選択して実際にアクションをした後、次のチャレンジャーを指名、指名された人は24時間以内にそのアクションを行う…という運動でした。「氷水を頭からかぶって目を覚まして!」というメッセージを体現しているそうですね。

この運動が少しずつ広がって行く中で、ALSの患者の方が参加されたこともあって、現在バイラルしている「ALS Ice Bucket Challenge」となっていったみたいです。

ALSとは、筋萎縮性側索硬化症という筋肉が萎縮していくことで身体の自由を奪われてしまう難病の略で、この病気は現代の医学では未だ有効な治療法が見つかっていないそうです。

アメリカで始まったこの運動、まずはスポーツ選手を通じてドンドンと広がっていき、ミュージシャンやハリウッドスター、そしてテック業界の著名人も続々参加していきます。その広がり方の加速度は凄まじく、あっという間に日本の著名人やスターの人たちにもバトンが廻ってきています。

ここで、主なテック業界のチャレンジャーの動画をご覧ください。

マーク・ザッカーバーグ氏:Facebook CEO


ビル・ゲイツ氏:Microsoft 創業者

ティム・クック氏:Apple CEO

ジェフ・ベゾス氏:Amazon CEO

そして、ここ日本でもテック業界のあの著名人たちが続々とチャレンジされています。

堀江貴文氏:実業家

孫正義氏:ソフトバンク 社長

三木谷浩史氏:楽天 会長

このアクションがここまで急速に全世界で広まった背景には、やはりインターネットの力が大きく関係しています。

日常的にインターネットに接する人が大多数を占めるようになった現代社会において、ある種の突出したコンテンツはそのインターネットの力を借りて急速に広がるようになっています。

インターネット黎明期までは、そういったコンテンツは各種のメディア(電波や印刷媒体など)や口コミなどである程度時間をかけて拡散していきました。

ですが、今は違います。人々がネット上で接した情報をシェア、コメントなどのアクションをするために有する時間はほんの数秒です。更にそれらの行動には他者の意志は介在しません。

こうして、良いと思ったものに対して即座に手軽に行動できる環境をインターネットが構築してくれた結果、今回の「ALS Ice Bucket Challenge」のように全世界で爆発的に拡散する現象が生まれるようになったと言えるのではないでしょうか。

Facebookによると、Facebookでの投稿・コメント・いいね!などを通してこのキャンペーンに参加した人は2800万人以上、このキャンペーンに関するビデオでFacebook上にシェアされたものは、240万本に達するとのことです。

こういった善意のアクションが困難な問題に光を当てて、少しでも良い方向に進んでいくのであればインターネットがもたらす恩恵としてこんなにも素晴らしいことはありません。

今回のALSという難病も、実際に病気に苦しむ方への援助と共にその存在そのものがもっと広く世の中に知られるきっかけとなれば良いですよね。

そして、一過性のアクションではなく、継続的なムーブメントへと。それこそが本来のチャリティではないでしょうか。

最後に…

筆者もプランナーの端くれですが、この難病ALSに苦しみながらも第一線で活躍している広告プランナーの方がいらっしゃいます。今も戦い続ける“ヒロ”さんに敬意をこめて。

藤田正裕氏:http://blog.honeyee.com/hfujita/

(最新記事にて、Ice Bucket Challengeをされています!)

※筆者は面識ないのですが、NHKのドキュメンタリーでその存在を知りました。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2014-04/14.html

参考・出典:

※ 一般社団法人 日本ALS協会:http://www.alsjapan.org/-article-705.html

※ Gigazine:http://gigazine.net/news/20140819-ice-bucket-challenge/

※ GQ Japan:http://gqjapan.jp/more/andmore/20140820/ice_bucket_challenge_started?fb_action_ids=910962392282173&fb_action_types=og.likes

※ CNET Japan:http://japan.cnet.com/marketers/news/35052612/

「Going My ゴルフ」第7回のテーマは「ゴルフ保険」

ゴルファーの皆さ~ん!
保険、入ってますか~?
って、私は保険会社の回し者ではありませんよ!?

今回のテーマは「ゴルフ保険」です。


そもそもゴルフ保険とは、どのような保障がされるものなんでしょうか?
主な保障は「賠償責任保障」「自身のケガの保障」です。

ゴルフ中の自身の怪我はもちろんですが、何かの拍子で誰かに怪我を負わせてしまったら…
ドライバー等で放たれたゴルフボールは、十分凶器となり得るのです。

気になる保険料も安いプランなら年間3,000円程度で加入できますしので、私の様なゴルフバカはもちろん、年に数回しかゴルフをしない方も入っておく事をぜひお勧めします!
※保険適応期間1週間など、短期間だけを保障するさらに安いタイプもあります。

あとは、「ボールと一緒に地面を強く叩いてしまってゴルフクラブが折れちゃったよ~!」とか、「車上荒らしにあってゴルフバッグごと盗まれた~!!」な~んて事があっても、ゴルフクラブの代金をきちんと保障してくれます!
かく言う私も、最近クラブのシャフトを曲げてしまいましたが、修理代金をしっかり保障してもらえました♪

Tee_up500
その他の保障で広く知られているのは、ホールインワンをした際の保険金支給でしょうか。

日本ではアマチュアゴルファーがホールインワンを達成した際に、自分で費用を出して皆にお祝いをしてもらうという謎の慣例があります。
お祝いの内訳として記念品購入費用、祝賀会の費用、記念樹の植樹、キャディーさんへのご祝儀など。
やる内容は個人によりますが、保険に入っていないと自腹を切るハメになります。

昔アルバイトでキャディーをやっていましたが、ある会社の大きなコンペについた時の事でした。
なんと、ゴルフ初心者の方がホールインワン!!
もちろん本人は大喜びでしたが…
同組の方達は「お前ちゃんと保険はいってるか?」と心配顔。
コンペなどでホールインワンをしようものなら、そのコンペ参加者を全員を呼んでお祝いするものなのです。
案の定保険に入っていなかった彼は、ホールインワンのお祝いの話を聞いて青くなってしまいました。
上司らしき方の機転で、彼のこのホールのスコアはバーディということで処理される事に…
ご祝儀代わりに口止め料を頂けたので、私はホクホクでしたが♪

もっとも、ホールインワンなんて滅多にある事ではなく、アマチュアが出す確率は約10,000ラウンドに1回とも言われています。
仮に月1ゴルファーだとして…年12回で約833年に1回!
毎週ゴルフに行くようなゴルフ好きな人でも約192年はかかる計算です。。
先ほどのような心配をする必要は、まず無いですかね~(汗)

って話をしておいて~実は私、ホールインワン達成者です(笑)
ゴルフを始めて直ぐだったので、保険にも入っておらず特にお祝いもしませんでしたが(汗)
すみません…ちょっと自慢が入って脱線しましたが話を戻します。

保険はあくまで「もしもの時のもの」ではありますが、何かあってからでは手遅れなのも確かな事。
ゴルフライフをエンジョイする為にも、皆さんにもご加入をお勧めしておきます。
あなたにも、いつホールインワンの幸運が訪れるとも限りませんからね!


Hole_in_one500