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IT & WEB" TREND WATCH
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IT TREND WATCH 第16回「冬休みオススメ!IT業界を描いた映画&ドラマ(おまけあり)」
2013年12月24日
カテゴリー:IT TREND WATCH
皆さん、こんばんは!
第16回のお題は「冬休みオススメ!IT・WEB業界を描いた映画(おまけあり)」について。
いよいよ年の瀬、今年はカレンダー的にも絶妙の並びで、長いお休みの方も多いのではないでしょうか。帰省ラッシュにお正月、初日の出を見て三が日に初詣…と行事は多々ありますが、全部終わったらこたつでゴロゴロ〜なんていうのも、長いお休みには欲しかったりしますよね。
今回は、そんなくつろぎタイムにオススメの映画をご紹介します。もちろん当コラムならではのテーマ縛り「IT・WEB業界を描いた映画」と、ちょっと脱線したのも。それでは、どーぞ!
【ソーシャルネットワーク】映画
皆さんご存知のソーシャル・ネットワーキング・サービス:Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの半生を映画化した本作品。なんと監督は「セブン」などで有名なデヴィッド・フィンチャーです。最近だと「ドラゴン・タトゥーの女」も撮っている方。
ハーバード大に通うマークが親友と一緒に学内の友人を増やすためのネットワーキングサービスを開発、そのサービスは瞬く間に評判となり、巨大サイトへと成長していく。そしていつしか、社会現象を引き起こすほどの存在となり、マーク達をその渦へと巻き込んでいくのだった…といったストーリー。
筆者的には元インシンク(世界的なボーイズアイドルグループ)で今はトップアーティストとして活躍しているジャスティン・ティンバーレイクの出演がツボだったりします。
【スティーブ・ジョブス】映画
これまた衆知のIT企業:Appleの創業者スティーブ・ジョブスの青春時代からCEO復帰の2000年くらいまでを中心に描いた半伝記的な映画。主演のアシュントン・カッチャーが見事にクリソツだと巷で話題になったとか。
大学に入学したもののすぐに中退、目標を見いだせず無為な日々を過ごすジョブス。音楽、LSD、そして禅や仏教に次第に傾倒していく中で、親友らと共に世界初の個人向けコンピュータマシン:Apple 1を商品化。その後、会社を設立し、続くApple2の大ヒットで若くして成功を手に入れたが、様々な問題が降りかかり、挫折と苦しみの日々を味わうことに…といったストーリー。
まぁとにかくハチャメチャなジョブス御大の人生が楽しめます。Apple製品は大好きだけど、こんな人とは一緒に仕事したくないかも(汗)。
【インターンシップ】映画 ※英語が得意な方限定(日本未公開のため)
Facebook、Appleときたらお次はこちら!Googleを舞台に繰り広げられるインターンシップ狂想曲、といった趣の作品です。
仕事をクビになったちょっとローテクな二人組がひょんなことからGoogleのインターンシップに参加することに。ハイテク技術はついていけないけど、元セールスマンだから口は達者。チームメイトと協力しあって雇用を目指し奮闘する…といったいわゆるバディ・コメディです。
実際にIT関連企業はこうしたインターンシップ制度を採用しているところもあり、この映画のように様々な実習課題にチームで取り組むことも多いそうです。
とはいえ、仕事をクビになったオジサン達がもぐりこめちゃうあたりはさすが映画の世界ですが(笑)。様々な評価サイトや口コミでも「面白い!」の声が圧倒的な本作、早く日本公開してほしい!!英語版はYahoo!Movieで観ることもできますので英語のできる方は是非〜
【バトル・オブ・シリコンバレー】ドラマ
トドメはこちら、Microsoft ✕ Apple!間違いなく世界を変えた2人の鬼才、マイクロソフトの共同設立者ビル・ゲイツとアップルのスティーブ・ジョブズについて描いた実話を基にした[フィクション]作品です。
パーソナル・コンピューターの覇権を争う2人の戦いの日々を追いながら、パソコン黎明期の喧騒と次第に巨大産業になっていくさまをつぶさに伝える骨太かつ奥深いストーリー。
加えて、2人の知られざる一面も出てきたりします。ビル・ゲイツさん、ポーカー好きなんですね〜すっげぇ強そうです(笑)あと、実は邦題の「バトル〜」に対して、原題は「パイレーツ〜」だったりします。2人の当時のやりたい放題感は正に海賊だと思うのは筆者だけ?ゲイツはともかくジョブスの似ていないっぷりも注目の、色々と見どころ&ツッコミどころ満載のドラマです。
いかがでしたでしょうか?
気になる作品がありましたら、是非ともレンタルショップやオンデマンド配信などで観てみてください。どの作品も純粋に映画・ドラマとして楽しめるようになっていますので。今のIT業界をリードする企業の意外な一面などを知って、業界に対する見方が変わるかもしれません。
■おまけ
【攻殻機動隊 ARISE】映画(全4部作中、2部まで公開済み)
時は21世紀、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台のサイバーパンクSFアニメ。マイクロソフトのタブレット:Surfaceとのタイアップも話題になりました。
詳しくはこちら( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A )をご覧いただくとして、もうとにかくこのアニメは未来感が半端じゃないんです!
脳に直接LANケーブルみたいなのぶっ挿して神経接続したり、サイボーグ(義体化)技術でフル装備の警察官(みたいな立場の人たち)がワルモノ相手に暴れまくったり。ウェアラブルデバイスどころの騒ぎではなく、人間自身がデバイスと化している近未来のサイバー空間&新次元の肉弾戦と、「デジタルとアナログ」という今後私たちにとっても避けて通れない命題を主テーマとする人間ドラマに惹きこまれます。
現在、想像上でしかないIT技術をアニメの世界で「これでもか!」と飛躍させまくっている今作品、そう遠くない未来に想いを馳せながら見るとまた一層楽しいかと。筆者オススメ!