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「CU:リレーノート」第30回「オトナこそ」デザイナー:サカタ

リサイタルの様子先日は娘の音楽発表会でした。

ピアノに加えて歌もあり、

先生のリサイタルさながらの超本気演奏あり、、、

仲のよいご家族とともにアットホームな雰囲気の中にも

ピリッと緊張感ある、涙あり笑いありの発表会でした。

子供達の歌声や奏でるメロディは

どこまでも純粋で、とてもクリア、そしてシンプル。

発表会の最中、とあるキャッチコピーを思い出しました。

「いろいろ奪うと、大人ができる。」

コピーライター前田知巳さんによる

東芝EMI、ザ・タイマーズの広告コピーです。

たとえば

元気・遊び心・好奇心・冒険心。

そして

夢や希望。

すべての大人がそうとは限りませんが

慌ただしい日々を送っていると

つい忘れてしまいがちな事って、ありますよね。

日々のクリエイティブの中に

もっと純粋に好奇心・冒険心・遊び心を盛り込んで、楽しんで、

オトナこそ、日々ワクワクして生きていきたいですね☆

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「CU:リレーノート」第29回「働く女性(ママ)を応援したい」デザイナー:栗林 久美子

然にも本日7月17日は息子の三回目の誕生日なのです。

(パチパチ、パチパチ)

ありがとうございます!!

リレーノートのスケジュールをいただいた時に

少しびっくりしたのと同時に当時の事を色々と思い出しました。

四年前の年末。

妊娠が発覚。

一般的には安定期まで公にしませんが、

悪阻などで体調を崩しがちで、

よく休む事もあり皆様に早めにご報告させていただきました。

社長はじめ、皆様のご理解とご協力のおかげで、

定時あがりにしていただき、妊婦の体調を優先させていただきました。

そして無事に安定期に入り、

先の事を考える余裕が出てきたころ

ふと、

あたしはこの席にまた戻ってくることができるのか?

保育園に入園できなかったら退職してしまうのか?などと

妊婦さん特有のネガティブ思考に陥っていました。

(ポジティブな妊婦さんもいますが、、、)

あたしの住まいは横浜市で、

当時の横浜市の待機児童数は全国でワースト1でしたので

より不安になりました。

※現在は 待機児童数ゼロです!2013/4 時点

 国も横浜市の対策を全国に広めよう!としているみたいです。

 横浜市万歳!!\(^O^)/

産休に入る前日、

もしかしたら、今日でここに来るのも最後かな?

最後のランチはどこにしようかな?

なんて思ってました。ほんとに。

仕事終わり直前に社外、社内の皆様に挨拶メールや電話をして、

定時前の終礼がはじまり

送別会?をやろー!!と言う事になり

会社の近くで開いてくれました。

すごく嬉しかったです。

終わってからお店を出て

「がんばって元気な赤ちゃん産んでね!」とエールをもらい、解散。

解散後、会社に戻り仕事をする人もいました。

皆様、わざわざ時間を作って送別会に来てくれたんだと思い

ありがたい気持ちでいっぱいでした。

そして大きなお腹と

絶対、会社に復帰する!と言う希望を抱えながら帰路につきました。

一ヶ月後。

無事に出産し、初めての育児にアタフタしながら

家に閉じこもり、世の中と疎遠な日々を送っていました。

子供との時間は幸せでしたが、

世の中からおいていかれてる感じがしました。

あたしには少し苦痛でした。

わがままな性格です。すいません。

保育園入所の手続きをして

区役所から保育園入所の連絡が届き、封を開けた次の瞬間には

会社に電話していました。

旦那さんより先に報告してました。

復帰日が決まり

日めくりカレンダーのように毎日カウントダウンをしていました。

こんなに会社に行くことが楽しみになったのははじめてです。

正直な性格です。すいません。

でも実際、世の中では

育児の為に退職していく女性。

働く為に産む事を諦める女性。

会社から妊娠した事で

冷たい目で見られ自ら退職した女性。

ネットで

「育児休暇 職場復帰」などと検索していたら

このような女性のエピソードが出てきて、目にとまりました。

私は、女性が働きやすい世の中になっていると思っていましたが、

それはあたしが周りの人達に恵まれているから思える事で、

まだまだ女性にとって働きやすい世の中ではないのかなと思います。

今、保育園や託児所の数は増えつつありますが

保育士不足問題、働くママの雇用問題はまだまだ解決されていません。

仕事を転職する場合、

仕事が決まってなくても数ヶ月間、保育園に子供を通わせる事が出来ます。

(地域によって異なりますが)

しかし、面接では子供がいると話しただけで

ダメな場合もあります。

働く女性の壁はまだまだ高いままのようです。

個人の力ではどうする事もできませんが、

こうしてこの場で発言したことが働く女性の目にとまっていただけたら

いいなと思います。

今後たくさんの働くママが活躍できる世の中になることを願っています。

追記。

以前、「Designer’s Voice」で

息子の誕生日にデザインしたTシャツをプレゼントしたいとお話しましたが、

結構な金額でしたので諦めました。

代わりに、

昨夜、息子を寝かした後に

部屋を飾り付けし

今朝、早起きして

大好きな新幹線の朝食プレートを作りました。

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「Designer’s Voice」第10回 【好きなデザイン、教えてください】



**

*そもそもこの仕事を目指したきっかけはなんですか?

小学生の時、美術の先生になるのが夢だったんです。
たぶんそれがベースかな。
絵を描くことが好きだったし、大学受験まではずっと思い続けてましたね。

*あ、じゃあ大学も美術系のほうに?

いや、美術系を目指してたんだけど、受からなくて。
結局、法学部に進みました。

*じゃあ大学で、絵を描くことは…?

全くやらなかった。
受験で失敗して、画材とか全部捨てて。
もう辞めようと。

*そこまで…。
他に始めたこととかあったんですか?

写真を始めました。
バイトでカメラマンのアシスタントもやって。
その頃はカメラマンになろうと思ってました。

*どんな作品を撮ってたんですか?

あのね、自分のなかでひとつテーマがあって。
「すきま」っていう。

*?「すきま」というと?

建物と建物の隙間とか、いろんな隙間を撮ってましたね。

*それまた、なぜ?

なんかね、ぎゅうぎゅうな感じがしたの、東京が。
全てきっちりしてる感じが。それが息苦しくて。
だからかな。

*田中さん、出身はどちらですか?

茨城です。やっぱり仕事する場ですよね、東京は。

*あーなるほど。いずれは茨城に戻りたい?

というか、住んでるの。今も。茨城に。

*えー!それすごいですね…。
で、なんでまた写真からグラフィックの道に転身を?

えっとね、大学4年のときに親父が病気になっちゃって。
1年間看病してたから、いざ大学卒業って時に就職できなくて。
であれば、ずっと好きだった「デザイン」っていうのに
携わりたいって思って。そこからですかね。

*じゃあ、もしそのことがなければ全く違うことをしてた
可能性も…?

うん。たぶん、そうだと思う。

*実際にこの仕事を始めて、意識してるこというと?

「訴求力」と「多角的な視点を持つこと」ですかね。
今、多く制作してる流通での店内媒体も、紙面単体だけじゃなくて、お客さんの動きや流れだったり、目の高さなんかを含めて考えないと機能していかないですからね。
そこが難しくもあり、楽しくもあり…。

*今後やってみたいことはありますか?

いつかは個展を開いてみたいですね。

*おぉ!やるならどんな個展にしたいですか?

なんか、ぼーっとできるような空間で…自分のグラフィックの作品を出せたらいいですね。

*ありがとうございました。

**

本当にこの仕事が好きなんだなぁ…。
「デザイン」の難しさや楽しさを、ゆっくりと話す姿から思ったこと。
変なこだわりは持たず、常にニュートラルでいたいとも話してくれた。
「自分」を出しては、広告としての効果が出ないから。
きっと色々なきっかけや経験を経て、出会えた考えや気持ちなのかもしれない…。
今日も、田中さんはデスクの前でデザインと向き合っている。

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「CU:リレーノート」第28回 「方言」 デザイナー:久保 真由美

最近、メディアで地方が取り上げられているのをよく見ます。
B級グルメ・ゆるキャラ・萌えキャラ…。
わたしの地元も例外ではなく、
知らぬ間に“ゆるキャラ”・“萌えキャラ”のブームにちゃっかりのっていました。

私の出身は栃木県なのですが、
ちょっと前に、栃木弁でコントをするお笑い芸人が流行ったときには
まわりに「本当はあのくらい訛ってたの?」とよく聞かれました。

いやいや、わたしは栃木出身ですが標準語ですよ!と自身満々で答えていたのですが、
この間少し気になって調べたところ、標準語だと思っていた言葉がバリバリの方言だったという新事実が発覚しました…。

私の日常に密かに潜む栃木弁…、
その一例をご紹介します。(左が栃木弁、右が標準語)

・あるって……歩く
「学校まであるって行く」

・おっかく……折る
「鉛筆をおっかいちゃった」

・つっきる……横切る事
「あの道をつっきって行こう」

・ぼっこれる……壊れる
「落としたらぼっこれちゃった」

・だいじ……大丈夫
「お腹痛いの?だいじ?」
(これを東京の友人に使ったところ、何が大事なの?といわれました)

などなど。
よくよく考えてみれば完全に方言ですが、
日常的に使っていると自分では案外わからないものです。

地方出身の方々は、これを機に一度ご自身の県の方言など調べてみてはいかがでしょう。意外な発見があるかもしれません。

IT TREND WATCH第9回 いよいよ解禁、「ネット選挙」!!

皆さん、こんにちは!
IT TREND WATCH第9回のお題は、「ネット選挙」についてです。

以前からその有用性について広く議論されてきた「インターネットを活用した選挙活動の是非」ですが、今年の4月19日に公職選挙法の一部が改正され、ついに解禁となりました。
そしていよいよ参議院選が近づいて(7/4公示、7/21投開票)きているので、ネット選挙もにわかに盛り上がってきています。

実は、アメリカやヨーロッパ諸国、韓国などの世界の名だたる国では既にネットを利用した選挙PRは実施されており、例えばオバマ大統領などは非常に巧みなキャンペーンでネットリテラシーの高い若い世代にアピールしていたと言えます。

日本の選挙でもようやく部分的(「投票」や「有権者のメールによる勧誘」などはできません)にネット解禁となり、早速FacebookやTwitter、LINEなどで各党の公式アカウントが開設されています。更には、ニコニコ動画(日本版Youtube のようなもの)での党首討論会や、ニコニコ超会議(インターネット系のイベントとしては国内最大級)での議員参加のアピール合戦など、急激に「オンラインメディア」を主戦場とした戦いがはじまっています。

なにしろ今までに前例がないことなので、各党それぞれ試行錯誤で選挙活動をスタートさせているみたいです。その結果、実にバラエティに富んだ様々な取り組みが見られます。


■自民党のアプリ「あべぴょん」
Facebookでの「いいね!」が政党の中で一番多い自民党が、スマートフォン・タブレット向けの公式アプリをリリースしています。一つは「自民NEWS」というもので、いわゆる情報アプリなのですが、もう一つの「あべぴょん」が凄い!
「あべぴょん」は首相をモチーフにした「あべちゃん」をぴょんぴょんとより高くジャンプさせて、その高さを競うゲーム。達成した高さで、党の肩書きも上がっていきます。総理になるにはどれくらい飛べばいいんだろう。。。

■民主党はLINEをフル活用
いまや2人に1人が利用しているとまで言われている無料のコミュニケーションアプリ:LINE。もちろん各政党それぞれ公式アカウントを開設しているのですが、民主党はいち早くオンエア機能を駆使してオンラインイベントを開催(6/28)、若年層を中心としたオンラインユーザーとの接点作りを実施しています。

■共産党のWEBサイト「カクサン部」が圧倒的にカワイイ
日本共産党の特命PR部「カクサン部」のWEBサイトをオープン。その名の通り、党の主張を拡散するためのものだとは思うのですが、良い意味で裏切られます。
某ゆるきゃらと同じくらいカワイイです。思わず全キャラの詳細を見ちゃう、そして党の主張を読んじゃう。。。よくできたサイトです。

■社民党アプリは実際のポスターをAR(拡張現実)に!
アプリをダウンロードして、実際に町中に貼られている選挙ポスターにスマートフォンをかざすと、党のCMが視聴できるというもの。今回のネット選挙解禁とは直接的に関係がないかもしれませんが、最新のPR事情であるO2O:オンラインとオフラインを見事に繋いだ好例といえるのでは。他の党も導入していくみたいですね。


この他にも各党いろいろな趣向をこらして「ネット選挙」を戦っています。
今や私たちの生活に欠かせない「ネット」という空間に、政治家の人たちが寄り添ってきてくれているのは、政治は民衆のものであるということを再認識できますし、投票率の向上にも良いのではないでしょうか。

まぁ皆さんお気づきの通り、本当は自宅でポチッと投票できれば一番良いんですけどね。。。これからに期待!
とにかく、今回の参議院選挙は初の「ネット選挙」として、いつにもまして要注目です!



「CU:リレーノート」第27回 「えぇやん!」 河井 良治

実は富山生まれの田舎もんだが、1年半前、東京に出て来るまでの約35年を関西で暮らした。
おかげでベタベタの関西弁に染まり、今や全く矯正が効かない。
社会人駆け出しの頃は、東京で関西弁をしゃべると引かれた。それくらい市民権がなかった。それが、新喜劇や芸人さんのおかげで、今じゃそんなに肩身の狭い思いをせずとも生きてはいける。ありがとう…吉本。

「えぇやん!」…という関西ことばのニュアンスがいい。
ちゃんとした言語学の見地から言うと異論もあるかもしれないが、このことばは3つのいい顔を持つ…と思っている。

「そんなん、えぇやん!」
そんなことぐらいどうでもいいんじゃない?…という状況をザックリと容認する、楽天的で寛大な表情。

「それで、えぇやん!」
そうそう、その通り。大丈夫、それでいいんだよ…という認めて明快に言い切る、包括的で男前な表情。

「それって、えぇやん!」
いいね、いいね。やるねぇ。さすがだねぇ~という受け入れて褒めて盛り上げる、優しく寄り添う表情。特にこの感じは、facebookを通じて一世風靡の感もある。

言霊(ことだま)と言うには大袈裟すぎるかもしれないが、この「えぇやん!」には、おおらかさやいい意味での鈍さみたいなものが含まれていて、嬉しい感じに空気を動かすちょっとした力が備わってる気がする。

ご飯、歯みがき、そして「えぇやん!」。
1日3回…大事な日課。

「CU:リレーノート」第26回「楽しみ」それぞれ。大島 貴明

ここ二・三年、生き物の飼育にはまっています。元々は子どもと一緒に「ダンゴムシ」を捕まえることから始まったのですが……。
今では「カナヘビ」、ハ虫類まで飼うことにまでなってしまいました。

初めて飼い始めたダンゴムシの飼育は大失敗でした!
何故か?
見えないんです……。
昼間は枯れ葉の下に隠れ、夜は明かりをつけると枯れ葉の下にすぐに隠れる。ようするに……、見えないんです。
ダメ押しになってしまったのが、「動く黒いツブ」。
ダンゴムシが家の真ん中を堂々とユックリとあるいているんです。脱走続出。とうとう家で禁止令が出されました。
その後飼育は、バッタ、カマキリと移り変わっていきました。
バッタは飼育のはずが、カマキリを捕まえるとカマキリの餌に……。
(残酷ですみません)

今のメインは、メダカとカブトムシ。かなりオーソドックスな魚と昆虫たちです。メダカは飼育1年半ほどになり多くの稚魚が育っています。カブトムシは昨年譲り受けたオスとメスが卵を産み、ちょうど今、20匹ほどが成虫となって大変なことに!!!

そんなこんなで、子どものお付き合いから始まった虫取りが、実は自分が一番はまっているのではないかと気づく今日この頃。
何故か楽しいんです。単純に童心に戻るということではなく、小さい頃には気がつかなかった楽しさがあるんですね。

小さかった頃は、飼うというよりも捕まえることや集めることが楽しかったと思うのですが、大人になると飼うことに楽しさを感じ、虫を飼うにしてもいかに自然環境に近づけるかをものすごく意識します。あくまで擬似的で小さな環境でしかありませんが、かなり作り込みます。

こんな親を前にしてか、子ども達は私が小さかった頃とは違った楽しみ方をしているようです。
虫を捕ってきては、とにかく自分で調べます。(たまに気持ち悪いものも)
調べていくと、町に生息する小さな虫達にも多くの種類がいることがよくわかり、今まで聞いたことのないような長い名前に出くわします。
子ども達は、それを見つけては得意げに長い名前を覚えて教えてくれます。

私は、「飼育」を楽しみ。子ども達は、新たな「発見」を楽しみ。
そんな週末を過ごし、気づけば少しずつ虫かごが増えていく……。
しかし……。
悲しいかな、家ですみっこに追いやられる「私と子どもと虫達」でした。

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「Designer’s Voice」第9回【好きなデザイン、教えてください】

決しておしゃべりな人ではない。
けれど、紡ぎだす言葉にユーモアがあって、
独特な雰囲気を持つ人…に感じる。
何だか気になる彼女の名は、浅羽まりえさん。
どうやら本当に興味深い人だった…。

**

※そもそもデザイナーになろうと思ったのはいつ頃ですか?

美大を出てから、美術系の予備校の先生の助手をやっていて。
で、その時にmacとかデザイン系のソフトを使ってたので、
それを活かせたら…って思ったのがきっかけです。

※教えることにも興味があったんですか?

一応、教職(免許)持ってるんですよ。

※おお、すごい。

先生になれます、頑張れば。中・高と。(美術の)

※いちばん多感な時期の。

ほんと子どもって素晴らしい(笑)なんて。

※その心は?

教育実習で地元の富山の出身中学校に行ったんですけど、
そこは周りが田んぼに囲まれてるようなところで。
みんな、ほんとに素直なんですよ。
だからかもしれないけど、美術に興味がなくてもやる気になってくれるんですね…教え方ひとつで。
子どもたちが、美術を通して人として成長してく…みたいなのが感じられる、素晴らしい職業だなぁって思って。

※最近はある漆器メーカーの案件にも参加されてますよね。

やっぱりね、「工芸」って大事ですよ。

※お、詳しく聞かせてください。

日本の伝統工芸って洗練されていて、ほんとにフォルムやデザインに無駄がないのに、意外と不思議な遊びがあったり。
なんていうかね…(考えながら)でも、ほんと、感動しますね。
すごい、圧倒されますよ。空気が違います。
そういう時、私の手がどうやら熱くなるらしいんですよ。
旦那曰く。

※えー!すごい!そういう話をしてる時ですか?

そうそう。あと、いいものを観てる時とか…
ずっと手繋いでるわけじゃないけど(笑)。
それがおもしろいって言われます。

※例えば、デザインを考えてる時ってどんなときですか?

タイミングはいつなんどきでも。
あと…
普通にまじめっぽいデザインの話になりますけど、
デザインって「お知らせする」のが仕事だと思っていて。

※おお!すごい。今日の核心ですね。
 デザインしていくことでいちばん心がけていることは?

…(しばしの間考えて)
「ユーザー目線」ってやつですかね。
手に取る人とクライアントが求めてることって
あるじゃないですか。
その着地点って、実はかなり狭かったりするんじゃない
かって思うんですね。
(考えながら)なので…
デザイナーとしてそこからずれないものだったり、
手に取った人の期待を超えられるようなもの…を
表現できるようになりたいですね。

※ありがとうございました。

**

少しずつ、言葉を選びながら
ゆっくりと話をする姿が印象的だった。
日ごろからよく考えてしまうタイプだそう。
創造力のベースは、物ごとを感じるアンテナが色々なところ
に張り巡らされていることなのかもしれないなぁ…。

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「CU:リレーノート」第25回「Runtastic」デザイナー:江守剛

デザイナーの多くが直面する問題、それは「体重増加」。

デザイナーという職務に就いて7年。
一年中、温度調整の効いた室内で滅多に動かず、夜型の生活に加えて、夕食も遅い毎日。
こんな生活を続けていたら…社会人1年目と比べて約10kgも増えてしまいました。。

「こんな筈じゃない無い…」
「本気を出せば…」
「明日から頑張ろう…」

まずいまずいと思いながらも、なんだかんだと言い訳をして放置。

気がつけば自分も今年で33歳。
ちょっと運動したくらいじゃ、全然落ちません。


そんな中、会社のデザイナー同士で3ヶ月後をリミットに始まったダイエット勝負。
これを切っ掛けに痩せるぞ!と意気込んだものの…

「こんな筈じゃない無い…」
「本気を出せば…」
「明日から頑張ろう…」

…ん?
気がつけば2ヶ月経過。

いよいよ追いつめられて動き出したのがリミット3週間前。
今時のダイエットらしくiPhoneアプリの「Runtastic」をダウンロードしてランニング開始。

このアプリはGPS搭載で走った距離や時間はもちろん、平均速度、消費カロリー、高度、ペース等が記録できる優れもの。
さらにこの記録をフェイスブックやツイッターで友人とシェアできるので、一度公開してしまうとサボったのがバレバレ。
これは簡単にはやめられません(笑)

サボり魔の自分も、なんとか週3~5回のペースでランニングを続けられました~

そして先日ついに結果が…
自分は−2.9kgでなんとかビリは免れました~!


この結果に満足せずに、トータル−10kgを目標にこれからも頑張ります!

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「CU:リレーノート」第24回「ランドマーク」デザイナー:井林 智子

東京タワーが身近なランドマークでした。
生まれた場所も育った場所も現在住んでいる場所も
全て東京タワーが見えます。

結構夜間のライトやペイント等、変更があったりします。

確か…
昔は大展望台はオレンジだったはず。
白とオレンジの塗り分けはもっと細かかったはず。
夜間の照明は鉄柱4本に等間隔で電球が付いていたはず。
特別展望台の上のデジタルアンテナが無かったのでもっとシュッとしていたはず。
夜間は10時消灯(11時だったかもしれない)で、夜間は航空障害灯のみしか
光ってなかったはず。

消灯時間が門限と同じで、東京タワーが消灯してしまうとダッシュで帰宅した青春の思い出です。

変わらず目の前に在り続けているようで
常に変化をしている東京タワー。
電波塔の役割は大部分をスカイツリーに明け渡しましたが
ランドマークとしての役割をこれからも続けて欲しいと思います。