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「CU:リレーノート」第37回「房州の “まち” 」 Web担当:蛭田過去記事です

2013年9月18日
カテゴリー:Free style

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僕が生まれ育った千葉県の南房総は通年多くの祭事があるが、特に7月から10月にかけて、毎週どこかの地区で何らかの大規模なお祭りが行われる。神社の中で執り行われる小さな神事であったり、山車や神輿が街中を練り歩くものであったりと大小様々。基本的には五穀豊穣と大漁祈願のお祭りで、普段は閑散としてしまった町も、祭りになると多くの人たちが帰省してにぎわいを取り戻す。

 

アクアラインと東関東道館山道ができたおかげで首都圏からのアクセスも良くなり、TVのグルメ番組やドラマ・映画のロケ地としても利用される機会が増え、首都圏から日帰り圏内ということもあってかなり観光のお客様も増えました。海産物を食べ、お土産を買って帰るフツーの旅行もいいですが、本当に楽しめるのはやっぱり南房総の祭り(『まち』と呼ぶ)です。

房州の祭りの特徴はなんと言っても町中を曳き廻す山車の種類の多さです。山車に屋台、担ぎ屋台に神輿など様々な形のものがあり、地区によって着る衣装も違います。威勢の良さも房州人独特のものがあり、木遣りから“もむ”・“さし”という動作は他のお祭りではあまり見られません。

 

■ 個人的にオススメな房州祭り

 

・ 保田連合祭(http://www.youtube.com/watch?v=DkWArALDexM)

大杉のご神木を山車に奉り町中を曵き廻す全国的にみてもかなりユニークな山車があります。『大杉様』と呼ばれる山車を担ぎ上げお囃子にあわせて“もむ”姿は圧巻。

 

・ やわたんまち「安房国司祭、鶴谷八幡宮例大祭」(http://awax.info/yawata/)

鶴谷八幡宮で毎年9月(敬老の日前の土・日)に行われ、国司祭の伝統を引き継ぎ1000年以上の歴史ある房州最大の祭り。安房国南部10社の神輿に5町の山車が出る。

夜の駅前の山車曳航はあの「だんじり」並のスピードで必見

 

・千倉の夏まつり(http://navi.tateyamacity.com/?page_id=8870)

神輿15基・子供神輿13基・山車・屋台10台という房総最大数を誇り、山車の彫刻は県指定文化財のものもあります。

 

その他にもお勧めしたい房州の祭りはたくさんあります。毎年千葉県で行われている祭りをまとめてくださっている下記のサイトがありますのでそちらを参照してみてください。

『千葉県(安房・上総・下総)郷土芸能と民俗行事』

http://archives01.gozaru.jp/

 

山車や神輿を楽しむには、ある時間が来ると神社や駅などに一堂に会して奉納を行うので、そこでお囃子や神輿の“もむ”“さし”場面をまとめて観る事をお勧めします。時間などは衣装を着ている祭りの参加者に訊いてみると気のいい、品のある房州人が優しく房州弁で教えてくれます。

祭りで賑わう南房総ですが、近年は過疎地域もあり人手不足で山車の取り回しが難しい地区もあるようです。地元を愛するが故に地元の人以外は参加できない地区の祭りもありますが、神輿の担ぎ手を探していたりする地区もあるので、酒好きで体力に自信があれば参加してみると本物の南房総を体験できます!

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