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「まちの元気」レポート
商店街を歩こう

全国各地の「商店街」で実施されている取組みや各種課題、さらに関連ニュースなどを
独自の観点から勝手にレポート。商店街と元気のある街づくりの“今”に迫ります。

「集める」から「集まる」へ

2014年1月14日
カテゴリー:商店街を歩こう

商店街における「集客」…という大きな取り組みを語るにあたり、もう少しだけ入口の整理をしておきましょう。

前回、街としての集客推進は、一般の企業・法人・ブランドのブランディングやセールスプロモーション活動と同義だと述べました。
よりわかりやすく言うならば、商店街というひとつの団体として、効果的な独自の「キャンペーン・イベント」を設計し実施するにはどうすべきか?…となりそうです。
では、その成功する「キャンペーン・イベント」の大事なツボは?

ポイントはふたつ。
「行動喚起」と「最適なPR」。
これらは商店街集客の領域に関しても、充分通用するツボだと思われます。

「行動喚起」と「最適なPR」
まずは、来て欲しいお客さまの「行きたい!」というモチベーションを的確に刺激できるか?
よくある失敗として挙げられるのは、実施する側が「これはおもしろい!」と思って投げたことが、お客さまに響かないケース。
要は、自分たちにとっての「やりたいこと」が、必ずしもお客さまにとって「嬉しいこと・楽しいこと」や「関心のあること」ではない…ということをわかっておかなければなりません。
もう一歩踏み込むと、主催側のパワーで「集める」のではなく、お客さまが自発的に「集まる」流れがベースにないと、少なくとも持続性のある集客は実現しにくいということ。
お客さまにとっての、興味のもうひとつ先。いわば『共感』。だから動く。
「それっていいねぇ~」と思ってもらえるコトは何?

そしてもうひとつ。仮にお客さまが「行きたい!」と思えるような核ができたとして、それをどう「確実に・わかりやすく・魅力的に」伝えるか?
カタカナだらけの内容でWebに掲載しても、年配のお客さまには伝わりません。大量の折込みチラシを投下しても、新聞購読率の低い若年層には到達しません。標準的で安易なタイトルやキャッチコピーを付けてしまうと、目と耳の肥えた主婦層のアンテナには引っ掛かってくれません。
結局、主に受信して理解して欲しい相手とのマッチングを考えた告知・伝達でないと、その良さは届かないということ。
お客さまにとっての、納得のもうひとつ先。それも『共感』。だから動く。
「それっていいねぇ~」と感じてもらえるコミュニケーションは何?

以上から改めて当然の結論が導き出されてきます。
「お客さま視点」での施策とコミュニケーションの導入。
双方向作用(インタラクティブ)が働いて、そこに『共感』が生まれてこそ、お客さまは集まってくれるのです。

「お客さま」は誰?
どんな環境にある?
どんなニーズを持っている?
どんなことに反応する?
それが「集客」のプランニングの原点です。

ということで、次回より解決編へ。

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