ビールを語る
タイトル:東京麦酒娘
「ビール大好き!」そんな社員による、ただひたすらビールを紹介するコーナー。
日本の、世界の、素晴らしい(時には珍しい)味わいをめぐる旅がはじまります。
東京麦酒娘【スタンダードは素晴らしい】
2013年11月19日
カテゴリー:ビール娘
ビール好きがひたすらビールを語るこのコーナー。
皆さま、はじめまして。
会社のブログで、よくもまぁこんなコーナー作るよなぁ…と内心思いながら、
コーナー担当に任命されてしまいました。
しかし何を隠そう、無類のビール好き!
快く引き受けさせていただきました。
というわけで、私の独断と偏見でビールを紹介していきます。
味についてはもちろん、飲み方、デザイン、キャンペーンについてなどなど色々な場面から色々なことをおしゃべりしていきます。
第一回目にお届けするのは、
超個人的 KING OF BEER「キリン一番搾り」です!!!
え?
一番搾り?なんだよ普通だな。
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、本当に一番搾りは素晴らしいんです!
日本の大手ビール製品の中で、私はいちばんだと思ってます。
という私、以前は無類の「キリンラガー」好き。
ラガーのガツン!とくる男前な味に魅せられていました。
しかし、去年の夏に事件は起こります。
じゃじゃーん!
そう、これは毎年夏になるとキリンが実施する「必ずもらえる」キャンペーン。
この「スゴ泡グラス」がどーーーしても欲しかったんです。
だけど対象商品は一番搾り…。
そんなわけで、「やむなく」一番搾りを飲む生活が始まりました。
「スゴ泡グラス」ゲットのために飲み続けていたある日。
あれ?と思うときが…。
?
あれ?
一番搾り、すんごく美味しいじゃん!!!
というわけで、ここで美味しさをご紹介。
(1)味が、すごい!
なんといっても香りが良い。
フルーツや花を思わせるフレッシュで華やかな香りが、口元にグラスを近づけた瞬間に広がります。
後味はしつこくないけれど、香りと程よい爽やかな苦味がゆっくりと余韻を感じさせてくれます。
あ、缶のまま直接飲むのは厳禁ですよ!
(2)製法が、すごい!
好きすぎて、工場見学にも行ってます。
その際に聞いたのがこの独自の「一番搾り製法」。
なんだか当たり前のことのように思いますが、違うんです!
ビールは、まず麦芽を水に合わせ煮立たせます。(おかゆ状になります。)
続いて、この煮立ったものをろ過させて麦汁をつくります。
ふつう、最初にろ過した麦汁(=一番搾り麦汁)と、お湯を加えてさらにろ過させた麦汁(=二番絞り麦汁)の二段階で麦汁をつくります。
もうお分かりかと思いますが、一番搾りはこの「一番搾り麦汁」だけを使って
います。
だからこそ、この味と香りが実現できるんですね。
そうなれば、自然とコストもかかってくると思うんですが、価格は他社の大手ビールメーカーと据え置き。
それって贅沢だよなぁといつもいつも思っています…。
これほど、素晴らしくって、こだわりの詰まったビールなんだから、この味そのままを多くの人に知ってもらいたいなぁとファンは思うわけなんですが…
昨今の「フローズン生」やら「ツートンビール」やら、まるで一番搾りの美味しさを無視したような一連のキャンペーンが少々残念なのが正直なところ…。
若者のビール離れが顕在化してるなかで試行錯誤してるからなんでしょうが、
なによりもこの美味しさをちゃんと伝えなきゃ意味ないんじゃないのか?と思うわけです。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
こんな感じで「東京麦酒娘」は続きます。
ご意見・おすすめビールなどなどありましたら、お気軽にご連絡いただけたらと思います!