長くこの業界で仕事をしてきて、思い起こせば、とにかくいつも「時間」に追い掛けられてきた。
まだ若かった時、体力も充分にあった時は、その追い掛けられ方がそれなりに嫌じゃなかった。深夜・休日を問わず滅茶苦茶な時間の使い方になっていた一方で、むしろ切迫感がゲーム的で面白くさえあった。
ところが、ある時点からたまらなくしんどくなった。30代後半の頃だったと思う。体調を崩しかけた。時間のコントロールに、もっとポリシーを持たないとダメだと真剣に感じた。
で、いろいろごちゃごちゃに貯まった経験則から3つ。自分に対して勝手に法律を課すことに決めた。
テーマは、「余分な時間を外す」。
その1…
とにかく「やってみなはれ」。
結局、どうしよう?…と逡巡しながら手を着けない時間が一番もったいない。ある程度考えて、あれこれ思ってやめて、また思い出して考えて。その寸断がムダを生む。綿密に準備をしないと…と言い訳しながら葛藤する時間は余分。そこを外す。
今やった方がいい…と思った瞬間の自分の勘を信じる。やったうえで失敗しても、ちゃんと受け止めれば、次にどうしたらいいかのヒントは学習できるはず。「うまくいく」の反対は、「うまくいかない」じゃない。「何もしない」ことだと思った。
新しいことに向き合う時、無茶でない限り、社会的道義に反しない限り、まずはやってみる。その決断に、3分間以上かけない。
後々、某大御所クリエイターが、何かのコラムで同じことを言っていた。ほら…やっぱり。大丈夫。
その2…
「どうにもならないこと」で悩まない。
日々、トラブル・困りごと・心配ごとは次々と出てくる。そんな時のイライラ・ハラハラ・ドキドキは、とってもストレス。
ただ、そんな障害には2通りしかないことに気がついた。自分でなんとか「変えられるもの」と「変えられないもの」。変えられないものにグダグダとこだわってみたって、実は何も起きない。だから、とっとと諦めて受け入れる。負けを認める。
変えられるものだけに頭を使う。自分の何を変えたら、何に気をつけたら、次からそんなことにならないのか?…そこに早く行き着くことに時間を投入する。
自分ではなんともならないことに、くよくよと時間を割くのは余分。そこを外す。
後々、イチローが、テレビのトーク番組で同じことを言っていた。ほら…やっぱり。合ってる合ってる。
その3…
「どうしたらできるのか?」…を考える。
難しい局面、無体な事態。公私を問わず、スクランブルは起きるべくして起きる。そして、自分にはできない。解決の仕様がない。つい否定的な反応が口をつく。
ところが、局面・事態は覆い被さったまま。え~そんなの無理。なんでこんなことになるんかなぁ。言わんこっちゃない。恨みごとを吐きながら時を費やす。止まる。引く。
これが全くもって建設的じゃない。第一悔しい。嫌な状況をなぞる時間、文句を言う時間は余分。そこを外す。
確かにびっくりはする。もちろん事と次第にはよるが、その瞬間にブレーキではなく、敢えてアクセルを踏む。ゲーム・スイッチを入れる。「どうしたらできるのか?」…悩ましい辛さから考える面白さに切り替える。
この感じを持ち出してから得もした。プレゼンの際の問題を壊すアイデアを捻出する時間が短くなった。
後々、コーチングの研修を受講した時、講師に最初に言われたのがこのフレーズだった。ほら…やっぱり。きっと間違ってない。
で、今…。
せっかく決めた三原則も、完璧に守れてるかと言われると自信はない。相変わらず、時間に追い掛けられる毎日も大きくは変わってない。
でも、自分を、そして周りを押す感じ、せっつく感じは定着した気がする。「余分」と戦うつもりはできている。
だって、よくよく考えてみたら、人生…残り時間の方が少ないんだし。
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IT TREND WATCH第6回 「定額制サービス」、利用してますか?
皆さん、こんにちは!
IT TREND WATCH第6回のお題は、「定額制サービス」について。
突然ですが、皆さんは「定額制サービス」を利用したことがありますか?
「特に利用したことがないなぁ。。。」と思っている人でも、結構な確率で実は利用している定額制サービスの代表格といえば、携帯電話会社のデータ通信料ではないでしょうか。
パケット通信が使いたい放題、というのは昨今のスマートフォン主流の携帯電話業界ではデフォルトに近いですよね。時々、その契約をしていない人がインターネットなどを利用して、翌月の請求書を見て目を丸くした、なんて話も。最近ですと小さいお子さんの携帯電話で似たようなケースが発生して、ちょっとした社会問題にもなりました。
また、最近は音楽配信や映像配信の定額制サービスも充実してきています。
Hulu(読み方は?という方も、TVでCMを見て「フールーね。。。」と謎が解けたのでは)や、TSUTAYAなどはかなり積極的にマスメディアでPRしています。
加えて、携帯電話、特にスマートフォンの普及と性能アップに合わせて、携帯電話会社が主導する定額制の音楽・映像配信サービスがかなり増えてきました。
このようなサービスのおかげで、音楽はもちろん、映画やTVドラマをスマホやタブレットでどこでも楽しめるようになりました。
インターネット環境の進化(特に電波の強さと速さ)に伴う形で、いわゆるデジタルコンテンツの定額制サービスが浸透しつつある中、実はある種アナログな形の「商品配送型」定額制サービスも様々な種類が出て来ていて、局所的な盛り上がりを見せています。
1.SAKELIFE:日本酒を毎月お届けする定期購入サービス
http://sakelife.jp/
2.yamory:非常食定期宅配サービス
http://yamory.com/
3.ねこサプライズ:無添加・手作りキャットフード専門の定期購入サイト
http://necosurprise.com/
これらの定額制サービスは、一見するとサービスの内容自体にはさほどの目新しさはないのかもしれませんが、そのPR手法と仕組みが現代のインターネット社会にマッチしているので、急速に広がっています。
つまり、情報を得る(もしくは広告を見る)ところから申し込みまでの全ての行程がインターネット上で完結する、ということです。
デジタルな領域でスタンダードになりつつある定額制サービスに加え、アナログな領域の定額制サービスも宣伝や口コミなどに巧みにWEBサービスを取り入れることで、また新しい分野として成長している。。。一昔前には考えもしなかったビジネスモデルが今この瞬間にも生まれています。
最後に、
BoxToYou:自分の目利きやこだわりで選んだ商品を、定期販売できるサービス
https://www.box2you.com/
定額制サービスを利用するだけではなく、提供することも(気軽に?)できるサービスも登場してきています。販売したい「何か」があるアナタ、チャレンジしてみるのも面白いかも??
「CU:リレーノート」第17回「書く≠描く」デザイナー:栗林 久美子
私は4、5歳くらいから中学に入るまで、
書道を習っていました。
何級だったか忘れてしまいましたが、
段ではないのは確かです。
絵やイラストは描けませんが
字には自信がある方です。
高校の芸術の選択授業も書道を選択し、
ソフトボール部でありながら、
書道部と一緒にコンテストに参加し、
賞をいただきました。
最後の授業では掛け軸を作成しました。
小さめの掛け軸だったので
いつか大きな掛け軸を書いて家に飾ってみたいです。
あとは、弟の高校(私と同じ高校)の
卒業式で母が謝辞を読む事になり、
その謝辞を卒業生の姉である私が書いた事もありました。
貴重な体験ができました。
専門学校の卒業制作では
『書道とタイポグラフィ』と言う作品を制作しました。
担当の先生には賞を取れるんじゃないかと
好評でした、、、が、、、
と、長く経歴を話しましたが、
幼い頃から書道を習っていて
字を書くのがとにかく好きでした。
授業のノート写し、大好きでした!
(書くのに必死で授業内容は、、、)
字が綺麗で損はないと
27年生きてきて実感しました。
しかし、今は全くと言っていいほど
筆はもちろん
字を書くことがなくなりました。
仕事の時はシート記入や
メモを書く程度。
休みの時はゼロです。
第9回の篠崎さんのリレーノートの文章にあったように
紙の前で相手を想う時間を作りたいと思いました。
また、デザインの仕事をはじめてから
『デザイン書道』と言うものを知りました。
簡単に言うと
デザイン書道は商業書道と言い、
広告用および広告媒体に用いる
「デザイン化された書き文字」のことです。
書家の書く古典書道体とは違います。
パッケージやドラマのタイトル
お店の看板などで
よく目にするかと思います。
私も入社後2,3年は
練習程度に何回か書かせてもらいましたが、
悪戦苦闘したのを今でも憶えています。
書いて、スキャンして、
PCで微調整をして、を何度も繰り返していました。
ただ綺麗に書くものではなく、
文字(言葉)の印象から受けるイメージや
世界観を表現させるためには
筆の細さ、太さ、
色の薄さ、濃さ、
線の強さ、柔らかさ、
文字全体のバランスなど
「書く」ようで
「描く」に近いのかなと思いました。
今までは「書く」書道をしてきましたが
これからは「描く」書道に挑戦できたら
いいなと思っています。
「CU:リレーノート」第16回「大きな(?)障害」デザイナー:井林 智子
私は電車に乗るのが大好きです。
18切符でのんびり何時間も乗ります。
が。
そこには大きな問題が…。
実は・・・・・・・乗り物酔い&方向音痴!
酔い止めの薬飲むんです!
迷ったら引き返せばいいんです!
予定通りに目的地にたどり着けず、慌てて途中で宿を取る。
時間が足りなくなって、途中で特急や新幹線を使う。
珍しい事ではありません。
でもその珍道中が楽しいのです。
知らない駅で地元のおばちゃんと一緒にスーパーで惣菜買って駅で食べたり。
道を聞かれて「旅行者ですと」答えたらあ~ら良く来たわね~
と延々お喋りして次の電車に乗り遅れたり。
時間に追われる毎日を過ごしていると
適当な時間を過ごしたくなるのかも知れません。
ローカル電車の旅。
次の目的地行きの電車は時間1時間半待ち。
そんな時は地元のスーパーへ
見たことの無いお菓子でも探しに行きましょう。
普段とは違う時間の過ごし方。
私の最高のリフレッシュの仕方です。
「Designer’s Voice」第5回【好きなデザイン、教えてください】
「Designer’s Voice」第5回
【好きなデザイン、教えてください】
チャーミングな人だと思う。話し方や仕草がほんわかしていて、「なんか気になるなぁ」と感じさせる人。
今回の対談相手は篠崎真生さん。スーパーなど流通関連のポスターやリーフレットなどを手掛けている。前職では雑誌のデザインをされてきたそう。
そんな彼女はこの質問、何て答えるだろう?
*篠崎さんの好きなデザインとは?
「うーん、なんだろう…。(かなり考えて思い出したように)あ、でも森本千絵さんの作品はけっこう好きですね。」
*どんなところが?
「世界観、でしょうか。幅広いジャンルのお仕事をされていて、作品ごとのテイストも違うのに、もうパッと見て彼女のデザインってわかるじゃないですか。それに、楽しんでつくってる感じが伝わってくるんです。まぁ『デザイナー』というよりは『アーティスト』に近いんでしょうけどね。」
*おぉ、なるほど。篠崎さんにとって「デザイナー」って…?
「縁の下の力持ち、な人ですかね。」
*というと?
「こう、がつがつ『自分』を出すわけではないじゃないですか、この仕事って。主張しすぎちゃうと表現が偏っちゃう…というか、幅が狭くなっちゃうと思うので…。自分のためのデザインではないですからね。でも、そういうスタンスが私には合ってる気がします。」
*デザイナーとして影響を受けた人はいますか?
「…!(再び思い出したように)祖母です!」
*どんな方なんですか?
「小さい頃一緒に住んでたんですが、絵もお裁縫も何でも上手で、ものづくりの達人。すごすぎて、何だ?この人は魔女なのか?って疑ってました(笑)。今でも覚えてるのは『好きなだけ絵を描きなさい』と言われたこと。だからなのか、家の壁に落書きしたり、そこら中にシールを貼っても怒られなかったんです。大きくなるまで周りの家庭では叱られることだって知りませんでした…。今でも祖母のように日々の暮らしもクリエイトできたら素敵だなぁって思います。」
*今後チャレンジしていきたいことはありますか?
「Webデザインですね。興味はあるのに、仕事として制作したことがなくて。ユニティに入社したのも流通のデザインを経験したかったからなんですが、デザイナーとして色んなことを吸収していくって楽しいですよね。」
*ありがとうございました。
取材中、「楽しい」ということばをよく聞いた。キツかった仕事は?との問いにも「大変でも楽しかった」と答えが返ってくる。きっと、彼女は「楽しさ」を見つけるプロだ。何よりデザイナーという仕事が好きであること、幼い頃にのびのびとデザインに触れていた環境が、どんなこともポジティブな気持ちに変換させる秘訣なのかもしれない。
「CU:リレーノート」第15回「I♥マイナー観光地」デザイナー:浅羽まりえ
「CU:リレーノート」第15回
「I♥マイナー観光地」
デザイナー:浅羽まりえ
「趣味が旅行」の旦那のおかげで
いわゆる「観光地」といわれる場所へよく行きます。
まだ訪れたことのない地を開拓すべく
少しマイナー?な観光地へ行くこともしばしば。。。
ですが、この「ちょっとマイナー観光地」
マイナーなだけあって、微妙にどこか「惜しい!」ポイントがあります。
テーマパークのキャラクターの顔が恐い。(子供が全然喜ばない)
意味不明なオブジェがある。
無駄に広大な敷地。
テーマと無関係な料理メニュー。
…などなど。
どことは言えませんが。。。
そんな「惜しい」を見つけて、突っ込みを入れながら楽しむのも旅の醍醐味ですが、
やっぱりこれはデザインをするときにも大事な「ターゲットやコンセプト・テーマの設定」が、
どこかで曖昧になってしまったからなのかも…
と、つい考えてしまうのでした。
**
しかし、こういった「惜しい」ポイントよりも
私が一番「惜しい」を通り越して「残念」に思ってしまったこと、それは
「観光地の交通整備」です。
観光のための狭い歩道の横を、車が猛スピードで走り抜ける…
うかうか「惜しい」さえ楽しめない。そんな「マイナー観光地」が意外と多いように思えます。
**
「観光」の語源は
「国(地域)の光(優れた部分)を観る」。
また、「観光地」の定義は
「観光の対象となる土地。また観光客を受け入れるための交通機関や宿泊施設が整備された所」
だそうです。
**
マイナーだろうとメジャーだろうと、「観光地」へ訪れる際は
自身も良い「観光客」でありたいものだと心に誓いつつ、
今週末もまた「観光地」へ行ってくるのでした。。。
IT TREND WATCH第5回 「スマートウォッチ」って?
IT TREND WATCH第5回
「スマートウォッチ」って?
皆さん、こんにちは!
IT TREND WATCH第5回のお題は、「スマートウォッチ」です。
「スマートウォッチ?聞いたことないなぁ…」という方も多いかと思いますが、実は2000年代中盤あたりから、マイクロソフト社が開発したMSN機能(今のWindows Live Messenger)を搭載した腕時計のことをスマートウォッチと呼び出したそうです。
その後、FOSSILなどの時計ブランドやMOTOROLAのような通信機器メーカーなどが、様々なタイプの次世代高機能腕時計を発売していく中で、いつしかその機能性から「スマートフォン」×「ウォッチ」=「スマートウォッチ」という名称が定着してきました。昨年は日本のSONYも発売したことでも話題に。
そしてこの2013年は、こんな記事(「Pebble」スマートウォッチのSDK、4月にリリースへ)やこんな記事(これがサムスンが開発中のスマートウォッチのスクリーンショット? )、更にはあのアップルも!なんて記事(アップル、「iWatch」を2013年内に発表か–テレビ事業より高収益との報道も)も出ていて、「スマートウォッチ元年になるのでは?」と注目を集めています。
「スマートウォッチ」を大まかに定義すると、他の電子・IT機器との連動もしくは独立した同様の機能を併せ持つ多機能腕時計、といった感じでしょうか。
今までは計算とかメモくらいしかできなかった腕時計が、よりPCやスマートフォンに近いことが色々できるようになったというイメージです。
最近のものですと、その性質の面からみて主に2つの系統に分類できます。
一つ目は、腕時計そのもので何でもできちゃう、まさしくスマートフォン×ウォッチなもの。アプリセンターからアプリをダウンロードしたりしてカスタマイズできるなど、機能の幅が広がるのが特長。腕時計自体が小さなスマートフォンみたいなものですね。
例1:Sony SmartWatch
例2:i’m Watch
二つ目は、腕時計がBluetooth機能を搭載していることでスマートフォンやタブレットなどと同期して連携するタイプのもの。こちらのタイプは、例えばスマートフォンに電話やメールがきたら、その着信を腕時計のディスプレイに表示したり、スマートフォンと一定距離以上離れたら通知したりすることができます。あとはNIKEなどのスポーツメーカーのもので運動の記録やGPS機能がついていたりします。
例3:G−SHOCK BLUETOOTH WATCH
例4:COOKOO
例5:NIKE FuelBand
スマートフォンがどんどん進化している今日この頃ですが、スマートウォッチの分野の技術が向上していくことで、将来的には携帯電話そのものの必要性がなくなってしまい、スマートウォッチとマイク付きイヤホン(もしくはGoogle Grassみたいなもの)のセットに取って代わられてしまうのかもしれません。まるでスパイ映画の世界。
「夢がある!」となんだかワクワクするのは筆者のような男子だけでしょうか。(笑)
とにもかくにも、今後が楽しみなガジェットです。
「CU:リレーノート」第14回「フェスに行こう!」デザ〜
「CU:リレーノート」第14回
「フェスに行こう!」
デザイナー:高橋 良友
思いおこせば初めて行ったのは、
10年以上前の千葉マリンスタジアム。
当時はフェスというよりは、大きな屋外のライブハウスという感覚でした。今でもとても楽しかったことを覚えています。
その後、ライブハウスにはよく行っていましたが、フェスからは少し遠ざかっていて、2004年ぐらいから頻繁にいくようになりました。今となってはフェスも楽しめるようになりましたが、始めの頃は多少の戸惑いみたいなものを感じたこともありました。
ライブハウスにはなかった「PEACE」な空気があったんです。
ライブハウスって、ステージ以外は真っ暗でちょっと殺伐とした空気があったんですけど(ジャンル、アーティストにもよりますね)、フェスにはそれがないんです。同じアーティストでもフェスだと空気感が違ってくるんです。不思議ですね。で、その空気に馴染めなかったんですよね…。
1997~2000年頃、日本でいくつかのフェスが始まり、現在では大小さまざまですが1年間で50ぐらいあるようです。
フェスで始めて聞いたバンドが好きになったり、フェスがきっかけで地方に遊びに行ったり。フェスにはいろいろな魅力が詰まっています。
ダウンロードで音楽が楽しめる時代ですが、それはひとつの手段として、これからも沢山の「PEACE」な空気を楽しんでいけたらいいなと思います。
「CU:リレーノート」第13回 「動物とのふれあい」
「CU:リレーノート」第13回
「動物とのふれあい」
デザイナー:久保 真由美
学生だったころ、帰り道を自転車で走っていると、突然茂みからイノシシが飛び出してきてびっくりした経験があります。
こんな田舎者あるあるネタを、ふと最近友人との会話で思い出したのですが、そういえば都会でそういった経験がないなぁ…としみじみ思ってしまいました。
当たり前じゃないか…!と思わず突っ込みを入れられた方もいると思いますが、
私の実家付近では、道を歩けばイノシシ、イタチ、野ウサギ、猿、蛇…とかなりの種類の動物と遭遇できます。東京ではあっても野良猫くらいですから、今思えば貴重な体験だったんですね。
東京で動物といえば、巷では『動物カフェ』が流行っているそうです。猫カフェでだいぶ前に話題にもなった、お茶を楽しみながら動物と触れ合えるカフェのことです。
最近の動物カフェは多彩になっていて、うさぎ、ヤギ、小鳥からフクロウや鷹のような猛禽類、爬虫類のカフェなんかもあって驚いてしまいます。
ちなみに、動物と触れ合うことで“ココロ”と“カラダ”の両面に良い効果があることがわかっていて、医療の現場では“アニマルセラピー”として、そのふれあい効果を活用しているそうです。
現代社会で動物カフェが流行っているのもなんだか納得してしまいます。
コンクリートジャングルで日々仕事に追われている方々。
休日は家で休息をするのもいいですが、癒しを求めてまったりと動物と触れ合える場にいくのもおすすめです。
「CU:リレーノート」第12回「休憩」デザイナー:なかしま
「CU:リレーノート」第12回
「休憩」
デザイナー:なかしま
高校生活の3年間、毎日片道1時間の通学路を自転車で通っていました。
その名残か、今でも自転車に乗っていてもすぐには疲れないし飽きません。
自転車さえあればどこまでも行ける。そんな気さえします。
予定の無い休日は、なるべく外に出て散歩や冒険をするようにしています。
携帯電話やパソコンで疲れがちな目や、仕事で考えすぎてカチカチに固まった頭の中も、外に出て出会う景色や目新しいモノによって癒されています。
思いの行くままに自分の足で漕いで進むのは悪くないです。
お洒落なカフェや古着屋さんを見つけたり、懐かしい駄菓子を売るおばあちゃんと話してみたり。
デザインをする上で悩んだとき、机の上で頭を抱えるだけでは解決しない。
なんてよく聞きますが、これは本当だと思います。
同じ文字をずっと見ていると「こんな字あったっけ」となるあの感覚。
(ゲシュタルト崩壊というらしいです。)
見慣れてしまったものを時間を置いてからもう一度見てみると、もっとここをこうしたい!!というポイントが見つけやすくなります。
社会に出て大人になって、毎日毎日同じことの繰り返し。
そうやって言って、ため息をついていた私でした。
でも休日にしっかり休んで、しっかり遊ぶ。
そうしてきれいになった頭で迎えるデザインという仕事は、自分をワクワクさせたりウキウキさせたりします。
ちなみに今週末は、上京している高校の同級生が集まって飲みに行きます。
会社の愚痴なんてまったく無いんですから。本当に。