月別アーカイブ: 2013年12月

第四回: PCメールをiPhoneで受け取ろう!

初心者のためのスマホ活用術

今回は、前回の「PCメールをスマホで受け取ろう!」のiPhone編です。

※前半の「1.メールアカウントを設定しよう!(iPhone編)」まではAndroid編と内容が同じなので前回読んで頂いている方は読み飛ばして頂いて結構です。

メールの使い方は通知の仕方やセキュリティ等、皆さんの所有端末や契約プロバイダのガイドラインがそれぞれ違いますので、今回はあくまでシンプルな使用を前提としてご紹介します。

契約プロバイダがスマホに関する設定を案内していればそちらを参考にしてもいいでしょう。


第四回: PCメールをiPhoneで受け取ろう!

まずメール設定に必要な情報というものがあります。
契約プロバイダの管理画面やサポートページ、郵送された書類などで確認できるので確認しましょう。

頻繁に使用する情報では無いため紛失には注意が必要です。
スマホやPCの買い替え時、再設定が必要な際に必要となりますのでしっかり管理しましょう。


(1) メールアドレス
当然ですが、設定したいメールアドレスです。後でユーザー名としても使用します。

(2) パスワード
メールサーバーのパスワードです。

(3)ホスト名(受信用 / 送信用)
受信メールサーバー用と送信メールサーバ用それぞれあります。
ほとんどの受信メールサーバーは「POP」または「POP3」、送信メールサーバーは「SMTP」と表記されています。
※受信メールはPOP・POP3・IMAP・Exchange等がありますが、ほとんどのプロバイダ提供のメールがPOPなので今回はPOPまたはPOP3で設定しています。

(4)ポート
受信サーバーで使用するポート番号と送信メールサーバーで使用するポート番号は異なります。今回の設定では受信ポート番号を「110」、送信メールサーバーのポート番号を「587」とします。
※ 契約プロバイダの管理画面や郵送された書類、ガイドラインでで確認できるでしょう。ここでは一般的なポート番号を例に設定を進めます。

実際の設定場面ではユーザー名やパスワード等、同じ入力内容を複数回する箇所あり入力を間違いやすいので注意しましょう。


それでは設定を始めます。

1. メールアカウントを設定しよう!(iPhone編)
iPhoneで初めからインストールされている「メール」というアプリを使用します。
はじめに設定(歯車のアイコン)を選択し、設定画面から「メール/連絡先/カレンダー」(手紙封筒のアイコン)を選択します。

アカウント欄から「アカウントを追加」を選択します。
「iCloud」・「Exchange」・「Google」・「YAHOO!」・「Aol.」・「Outlook.com」「その他」とあります。様々なメールサービスが並んでいますが今回は「その他」から「メールアカウントを追加」を選択してください。


                「その他」を選択
「その他」を選択

                「メールアカウントを追加」を選択
「メールアカウントを追加」を選択

                全て入力したら画面右上の「次へ」を選択
全て入力したら画面右上の「次へ」を選択

名前 差出人として表示される名前です
メール 設定したいメールアドレス
パスワード パスワード
説明 「メール」アプリではメールボックス画面での表記になります。
このアプリではメールアドレスを入力した方が後で分かり易いでしょう。

入力が完了したら画面右上の「次へ」を選択してください。

2.受信・送信メールサーバーを設定しよう!(iPhone編)
「POP」を選択します。「名前」、「メール」、「説明」はすでに入力されていると思います。


                「POP」を選択(選択されている方が青表記)
「POP」を選択(選択されている方が青表記)

                画面右上「保存」を選択
画面右上「保存」を選択

受信メールサーバ欄
ホスト名 受信サーバーの入力欄です。契約しているプロバイダの情報を確認しましょう。
ユーザ名 設定したいメールアドレス
パスワード パスワード


ホスト名 送信サーバーの入力欄です。契約しているプロバイダの情報を確認しましょう。
ユーザ名 設定したいメールアドレス
パスワード パスワード

上記項目を全て入力したら、画面右上の「保存」を選択してください。

アカウント欄が再度表示され、登録したメールアカウントが追加されているかと思います。

設定は以上です。

ホーム画面に戻り「メール」アプリを選択しするとメールボックス画面の追加アカウントを選択してください。テストとして登録したメールアドレスにメールを送ってみたり、画面右下の「新規メッセージ」(便箋に鉛筆のアイコン)を選択しメールを送信してみましょう。

送信できなかったり、受信できていなかったりした場合は再度「設定」画面の「メール/連絡先/カレンダー」(手紙封筒のアイコン)からアカウントを選択し、入力した内容が正確か確認しましょう。

ここでは各種細かい設定も行えるので一度は目を通しておきましょう。
「データの取得方法」から自動受信か手動受信、何分ごとに確認するかなどを設定でき、セキュリティ設定の確認や変更も行えます。

今回は「メール」を使用しましたが、iPhoneアプリには定型文や添付ファイル管理機能がついたものなど多機能なメールアプリもありますので、基本的なアプリに慣れてきたら探してみましょう。

IT TREND WATCH 第16回「冬休みオススメ!IT業界を描いた映画&ドラマ(おまけあり)」

皆さん、こんばんは!

第16回のお題は「冬休みオススメ!IT・WEB業界を描いた映画(おまけあり)」について。

いよいよ年の瀬、今年はカレンダー的にも絶妙の並びで、長いお休みの方も多いのではないでしょうか。帰省ラッシュにお正月、初日の出を見て三が日に初詣…と行事は多々ありますが、全部終わったらこたつでゴロゴロ〜なんていうのも、長いお休みには欲しかったりしますよね。
今回は、そんなくつろぎタイムにオススメの映画をご紹介します。もちろん当コラムならではのテーマ縛り「IT・WEB業界を描いた映画」と、ちょっと脱線したのも。それでは、どーぞ!


【ソーシャルネットワーク】映画

皆さんご存知のソーシャル・ネットワーキング・サービス:Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの半生を映画化した本作品。なんと監督は「セブン」などで有名なデヴィッド・フィンチャーです。最近だと「ドラゴン・タトゥーの女」も撮っている方。
ハーバード大に通うマークが親友と一緒に学内の友人を増やすためのネットワーキングサービスを開発、そのサービスは瞬く間に評判となり、巨大サイトへと成長していく。そしていつしか、社会現象を引き起こすほどの存在となり、マーク達をその渦へと巻き込んでいくのだった…といったストーリー。
筆者的には元インシンク(世界的なボーイズアイドルグループ)で今はトップアーティストとして活躍しているジャスティン・ティンバーレイクの出演がツボだったりします。


【スティーブ・ジョブス】映画


これまた衆知のIT企業:Appleの創業者スティーブ・ジョブスの青春時代からCEO復帰の2000年くらいまでを中心に描いた半伝記的な映画。主演のアシュントン・カッチャーが見事にクリソツだと巷で話題になったとか。
大学に入学したもののすぐに中退、目標を見いだせず無為な日々を過ごすジョブス。音楽、LSD、そして禅や仏教に次第に傾倒していく中で、親友らと共に世界初の個人向けコンピュータマシン:Apple 1を商品化。その後、会社を設立し、続くApple2の大ヒットで若くして成功を手に入れたが、様々な問題が降りかかり、挫折と苦しみの日々を味わうことに…といったストーリー。
まぁとにかくハチャメチャなジョブス御大の人生が楽しめます。Apple製品は大好きだけど、こんな人とは一緒に仕事したくないかも(汗)。


【インターンシップ】映画 ※英語が得意な方限定(日本未公開のため)


Facebook、Appleときたらお次はこちら!Googleを舞台に繰り広げられるインターンシップ狂想曲、といった趣の作品です。
仕事をクビになったちょっとローテクな二人組がひょんなことからGoogleのインターンシップに参加することに。ハイテク技術はついていけないけど、元セールスマンだから口は達者。チームメイトと協力しあって雇用を目指し奮闘する…といったいわゆるバディ・コメディです。
実際にIT関連企業はこうしたインターンシップ制度を採用しているところもあり、この映画のように様々な実習課題にチームで取り組むことも多いそうです。
とはいえ、仕事をクビになったオジサン達がもぐりこめちゃうあたりはさすが映画の世界ですが(笑)。様々な評価サイトや口コミでも「面白い!」の声が圧倒的な本作、早く日本公開してほしい!!英語版はYahoo!Movieで観ることもできますので英語のできる方は是非〜


【バトル・オブ・シリコンバレー】ドラマ


トドメはこちら、Microsoft ✕ Apple!間違いなく世界を変えた2人の鬼才、マイクロソフトの共同設立者ビル・ゲイツとアップルのスティーブ・ジョブズについて描いた実話を基にした[フィクション]作品です。
パーソナル・コンピューターの覇権を争う2人の戦いの日々を追いながら、パソコン黎明期の喧騒と次第に巨大産業になっていくさまをつぶさに伝える骨太かつ奥深いストーリー。
加えて、2人の知られざる一面も出てきたりします。ビル・ゲイツさん、ポーカー好きなんですね〜すっげぇ強そうです(笑)あと、実は邦題の「バトル〜」に対して、原題は「パイレーツ〜」だったりします。2人の当時のやりたい放題感は正に海賊だと思うのは筆者だけ?ゲイツはともかくジョブスの似ていないっぷりも注目の、色々と見どころ&ツッコミどころ満載のドラマです。


いかがでしたでしょうか?
気になる作品がありましたら、是非ともレンタルショップやオンデマンド配信などで観てみてください。どの作品も純粋に映画・ドラマとして楽しめるようになっていますので。今のIT業界をリードする企業の意外な一面などを知って、業界に対する見方が変わるかもしれません。


■おまけ
【攻殻機動隊 ARISE】映画(全4部作中、2部まで公開済み)


時は21世紀、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台のサイバーパンクSFアニメ。マイクロソフトのタブレット:Surfaceとのタイアップも話題になりました。
詳しくはこちら( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A )をご覧いただくとして、もうとにかくこのアニメは未来感が半端じゃないんです!
脳に直接LANケーブルみたいなのぶっ挿して神経接続したり、サイボーグ(義体化)技術でフル装備の警察官(みたいな立場の人たち)がワルモノ相手に暴れまくったり。ウェアラブルデバイスどころの騒ぎではなく、人間自身がデバイスと化している近未来のサイバー空間&新次元の肉弾戦と、「デジタルとアナログ」という今後私たちにとっても避けて通れない命題を主テーマとする人間ドラマに惹きこまれます。
現在、想像上でしかないIT技術をアニメの世界で「これでもか!」と飛躍させまくっている今作品、そう遠くない未来に想いを馳せながら見るとまた一層楽しいかと。筆者オススメ!

「らしさ」のあるお店づくり 四回目のお店は『ラ ブランジュリ キィニョン』さん

『「らしさ」のあるお店づくり』では飲食店を中心としたお店にご協力を頂き、
魅力的な空間づくり・ロゴ・販促ツールについてデザイナーの視点から
あれこれ聞いちゃいます。

第四回のお店はJR国分寺駅から徒歩5分、
木々が茂る殿ヶ谷戸庭園を通り越した先にあるかわいらしいパン屋さん
ラ ブランジュリ キィニョン」さんです。


店内の様子

「キィニョンは『パンのはじっこ、よく焼けた部分、ひとかけら』などの
意味のフランス語です。」
お話を聞かせて頂いたのはパンが大好きで、
デザイナーと販売促進の二役をこなす猪俣 香織さんです。


商品棚のパン

絵本の中にパンがあるような店内。
この世界観を作っているのが猪俣さん、そしてお店のあちこちに
ひっそりといる妖精のような小人のようなキャラクターが「キィニョン」です。
なんとも味があってかわいい!


店内のクリスマスの飾り

この世界感はどうやって生まれたのですか?
「私が作る空想の世界と、現実のパン屋さんがシンクロしたら面白いなと思い、
出来上がったお店です。オープン時はターゲットやお店のコンセプトを
ちゃんと設定したり、いわゆるマーケティング的なことは一切しませんでした。
ただ、こんなパン屋さんがあってもいいなという想いで、どんどん作っていた感じです。
あとは、学生時代にフランスで見たパン屋さんのあり方、雰囲気の影響もあります。」
結果的に猪俣さんの世界観が丁寧に手作りしているパンに付加価値を与え、
「キィニョン」のファンが付きました。


おいしそうなパン

今は、都内に5店舗展開していますが、1号店である国分寺本店は特に
お店やPOPの手作り感を大切にしているそうです。
「POPやディスプレイはお店のスタッフも一緒に作っています。
キィニョンの世界観を理解し、広げてくれるスタッフ達です。
商品コピーも皆で相談して作っています。
だから今のキィニョンの世界は私一人で作っているものではないんです。」
謙虚な猪俣さんのお話からブランドの成長過程がチラリと見えました。


カラフルでかわいい商品

この時期はクリスマス限定商品が並んでいます。
ドライフルーツたっぷりのシュトーレンやクッキーなど
美味しくて、見た目も楽しい商品たちはプレゼントにもぴったりです。

季節に合わせた菓子パンから定番の食パンまで充実の品揃えです。
国分寺本店にはカフェも併設しています。
是非お立ち寄りください。


猪俣さん(左)と販売スタッフの内山さん(右)

猪俣さん(左)と販売スタッフの内山さん(右)




【店名】ラ ブランジュリ キィニョン
【場所】東京都国分寺市南町2-11-19
【電話】042-318-2139
【営業時間】月~土10:00~19:00/日・祝10:00~18:00
【定休日】なし
【公式Web】http://www.quignon.co.jp/


「○○○のまち」

3回に渡って、商店街活性化のための「三種の神器」と言われている重点施策について述べてきました。
確かに、これらの策によりお客さまを呼び戻した成功事例は、全国でも枚挙に暇(いとま)がありません。街を元気にするための起爆剤としての意義は、確実に実証されています。

ただ、これら「三種の神器」が、『集客』における絶対的な必要十分条件か?…と言うと、必ずしもそうではなく…。
ある程度の成功の確度があるため、あちこちで開催されるにつけ、それは一方で新鮮味を欠いていくことにもなります。また、一定レベルでのイベント感を継続していくには、相応のエネルギーも必要とされます。

結局、その商店街としての独自の「らしさ」として確立できるか?…そこにより深く重い課題が存在するのでは?
裏返せば、「○○○のまち」とひとことで呼んでもらえるか? お客さまに納得度のある認知を成立させられるか?
それを最大のテーマとして追い掛けていかなければなりません。

街としてのブランディング、そしてセールスプロモーション。
周辺の条件は違っても、カギとなる考え方は、一般の企業・法人・ブランドのそれと、大きくは差異がないはずです。
そこで、序論の続きとして次回から数回に分け、BI(ブランド・アイデンティティ)やPRの視点から、もう少し商店街としての取り組みのポイントを掘り下げてみたいと思います。

単なる行き交う人でにぎわう通りではなく、文字どおり、常に何らかの意志を持った「お客さまが集う街」をめざして。
「○○○のまち」とみんなに呼ばれるために…。


「Going My ゴルフ」第2回のテーマは「ナイター」

ゴルフをするには、ちょっと肌寒い季節になってきましたね。
そんな中、ちょっと季節外れな話題かもしれませんが、皆さんはナイターゴルフってご存知でしょうか?

つい先日、図らずも私がナイターゴルフを体験したのは、千葉にあるムーンレイクゴルフクラブ市原コース。
ここは千葉では珍しくフェアウェイにベント芝*を使っていて、冬でも緑が味わえるコースです。
*ベント芝:日本では主にグリーンに使われているいわゆる洋芝のことで、冬場になっても枯れない。ただし、芝の力があまり強くないのでボールが沈んだ状態になりやすい…ダフりには注意が必要です(笑)
レイアウトは若干トリッキーな作りですが、考えさせられるゴルフが好きな方にはオススメですね!

ナイターゴルフは今までにも何度か体験した事がありますが、
夏場だと日中の暑さを避けて、涼みながらゴルフが楽しめるのが魅力ですね。
昼過ぎに出発して夜に終わるということもあって、渋滞のピークが避けられるのも嬉しいです。
ナイター設備のあるゴルフ場は、関東圏では千葉に数カ所と神奈川にもあります。

しかし、なぜこの季節になってナイターゴルフなのか?
実はもともとそんなつもりはなかったんです。
私は、今回代休を取って平日に行ってきたのですが、
平日ゴルフだし、朝ものんびりしたいな~なんて思って…
スタート時間を10時台にしてしまったのが、予期せぬナイターゴルフへのはじまりでした。

当日は大規模のコンペが行われていたようで、前半はハーフ3時間越えの「超」スロープレー…
また、この日はタイミング悪く、寒波も到来した日でもありました。
北風がかなり強く吹いて、待ち時間も多かったのですっかり体が冷えきってしまいました。
と、先に言い訳してみたり。。

今回は彼女を連れて、久しぶりに会う大学時代の友人と対決だったのですが、前半のスコアは46。
ゴルフ歴10年を越える自分としては、実はかなり微妙なスコアです…

後半は頑張るぞーと気を取り直すべく、ゴルフの楽しみのひとつ、お昼の時間。
今回は陳健一さん監修の担々麺を食べて、芯まで冷えた体を温めました。
PGM系列のゴルフ場の食事は有名シェフとのコラボ企画など、メニュー開発も結構力が入っていて個人的には好評価です。


担々麺

おいしい食事で気分も一新!
後半は流れが良くなる事を期待してのスタート、そこからあれよあれよという間に日が暮れまして。
結果的には、後半最後の3ホールでライトが点灯。ナイタープレーを体験することになったというのが今回のてん末です。
もっとも、相方は初めてのナイタープレーにテンションが上がったようで、かなりはしゃいでいましたが(笑)


ゴルフ

その場では気がつきませんでしたが、写真に撮ってみると意外と幻想的な仕上がりです。
私も寒さに震えながらプレーした後半の方が、なぜかショットの調子が上がり後半は38の納得のスコア。
プレー終了後のお風呂に浸かったときの気持ちよさが何ともいえず、これはこれで良い体験が出来たのかな?

そして、自分のプレー終了後にふと外を見てみると…これからラウンドをするお客さんが来ていました!
最終スタート時間は夜の8時で、なんと昼間に仕事を終えてからゴルフしにくる強者もいるらしいです!
自分もそうですが、ゴルフバカはどこにでもいるな~と思った千葉の夜でした(笑)

第三回: PCメールをスマホで受け取ろう!(Android編)

スマートフォンでは通信事業者と契約した@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jp,
@softbank.ne.jp等のメールアドレスを皆さん利用しているかと思いますが、
いままでPCで使用していたプロバイダ契約等のメールアドレスをスマホで受け取れたら便利ですよね。

メールの使い方は通知の仕方やセキュリティ等、皆さんの所有端末や契約プロバイダのガイドラインがそれぞれ違いますので、今回はあくまでシンプルな使用を前提としてご紹介します。

契約プロバイダがスマホに関するメール設定を案内していれば入力内容がそのプロバイダ専用の内容となっていますので、そちらを参考にしたほうが早いかと思います。各プロバイダのWEBページから探してみましょう。


第三回: PCメールをスマホで受け取ろう!(Android編)

まずメール設定に必要な情報というものがあります。
契約プロバイダの管理画面やサポートページ、郵送された書類などで確認できるので確認しましょう。
頻繁に使用する情報では無いため書類の場合、紛失には注意が必要です。
スマホやPCの買い替え時、再設定が必要な際に必要となりますのでしっかり管理しましょう。

※画面はAndroid4.2

(1) メールアドレス
当然ですが、設定したいメールアドレスです。後でユーザー名としても使用します。

(2) パスワード
メール用のパスワードです。

(3)ホスト名(受信用 / 送信用)
受信メールサーバー用と送信メールサーバー用それぞれあります。
ほとんどの受信メールサーバーは「POP」または「POP3」、送信メールサーバーは「SMTP」と表記されています。
※ 受信メールはPOP・POP3・IMAP・Exchange等がありますが、ほとんどのプロバイダ提供のメールがPOPなので今回はPOPで設定しています。
※ IMAPは複数の端末でメール閲覧する場合に適しています。
※ ExchangeはMicrosoftのExchangeベースのサーバで選択します。


(4)ポート
受信サーバーで使用するポート番号と送信メールサーバーで使用するポート番号は異なります。今回の設定では受信メールサーバーのポート番号を「110」、送信メールサーバーのポート番号を「587」とします。
※ 契約プロバイダの管理画面や郵送された書類、ガイドラインでで確認できるでしょう。ここでは一例としてのポート番号で設定を進めます。

設定場面ではユーザー名やパスワード等、同じ入力内容を複数回する箇所あり入力を間違いやすいので注意しましょう。

1. メールアカウントを設定しよう!
Google Playでも数多くのメールソフトが販売されていますが、今回は初めからインストールされている「Eメール」というアプリを使用します。

アプリ一覧画面から「Eメール」(手紙封筒のアイコン)を選択します。
「Eメールアドレス」の欄に設定したいメールアドレスし、パスワードを入力してみましょう。全て半角英数字で入力します。


メールアドレスとパスワードを入力
メールアドレスとパスワードを入力


POP3を選択
POP3を選択


Eメールアドレス
例:mail@******.jp
設定したいメールアドレス
パスワード
例:********
メールパスワード

2. 受信メールサーバーを設定しよう!
次に「このアカウントのタイプは何ですか?」と表示され、「POP3」・「IMAP」・「Exchange Active Sync」と選択肢がありますが今回は一般的な「POP3」を選択します。
既に入力フォームに色々と入力されている状態で表示されますが、あくまで仮に入力されていますので、内容が用意した情報と異なる場合は修正します。


                受信サーバーの設定
受信サーバーの設定


                送信サーバーの設定
送信サーバーの設定


ユーザー名
例:mail@******.jp
設定したいメールアドレス
パスワード
例:********
メールパスワード
POP3サーバー
例:pop. ******.jp
受信サーバーの入力欄です。契約しているプロバイダの情報を確認しましょう。
ポート
例:110
契約プロバイダのポート情報に準じて入力してください。
セキュリティ
例:なし
SSL(暗号化)等プロバイダが対応しているタイプを選択しましょう。今回は「なし」で設定します。
サーバーからのメールを削除
例:削除しない
スマホ以外の端末でもメールを確認する場合は「削除しない」を選択します。


入力ができたら「次へ」ボタンを押します。
「完了できませんでした」等が表示された場合は入力内容をもう一度よく確認してみましょう。


3. 送信サーバーを設定しよう!
次に送信メールサーバーの設定です。

SMTPサーバー
例:smtp. ******.jp
送信サーバーの入力欄です。契約しているプロバイダの情報を確認しましょう。
ポート
例:587
契約プロバイダのポート情報に準じて入力してください。
セキュリティの種類
例:なし
SSL(暗号化)等プロバイダが対応しているタイプを選択しましょう。「ログインが必要」にチェックを入れます。
ユーザー名
例:mail@******.jp
設定したいメールアドレス
パスワード
例:********
メールパスワード

入力が終わったら、「次へ」ボタンを押します。

最後に通知に関して利用用途に合わせた選択と名前を設定します。


                uniblo03_ad05_200 uniblo03_ad06_200


                分かり易い名前が良いでしょう
分かり易い名前が良いでしょう

このアカウントに名前を付ける(省略可)
例:mail@******.jp
任意で入力します。ここではメールアドレスを入力しています。
あなたの名前(送信メールに表示)
例:◯◯◯太郎
差出人として表示される名称

以上でメールを送受信できるようになります。


「名前」(差出人として表示される名称)「署名」、「アカウントの削除」や再度受信サーバー、送信サーバーの設定をしたい場合は「Eメール」アプリから画面右下の設定>アカウント名から設定することが出来ます。

以上がメール設定の手順です。


今回は「Eメール」アプリを使用しましたが、基本的な手順はどのメールアプリもそれほど変わりませんので自分に合ったメールアプリを見つけて設定したり、Gmail等のWEBメールサービスも利用することができるので是非試してみましょう。