月別アーカイブ: 2014年2月

「らしさ」のあるお店づくり七回目のお店は『SIN CE RITA(シンチェリータ)』さん

『「らしさ」のあるお店づくり』では飲食店を中心としたお店にご協力を頂き、
魅力的な空間づくり・ロゴ・販促ツールについてデザイナーの視点から
あれこれ聞いちゃいます。

第七回のお店はJR阿佐ヶ谷駅から徒歩8分、
昔ながらの個人商店の中に優しい白色のお店を構える
町のジェラート屋さん「SIN CE RITA(シンチェリータ)」さんです。

町のジェラート屋さんSIN CE RITA(シンチェリータ)店舗

たくさんのジェラートが並ぶ

オーナーであり、ジェラートマイスターである中井さんにお話をうかがいました。
中井さんはかつてインテリアとアンティークの勉強のために渡伊され、
イタリアで現地の美味しいジェラートに出会われたそうです。

帰国後、インテリアデザイナーの仕事を始めつつも、
ジェラテリアへの想いが膨らみ、SIN CE RITAのオープンへとつながりました。
「目指したのは”町のジェラート屋さん”です。
 近所の人がふらりと寄ってジェラートを食べて帰っていくような気軽さ、
 コンビニくらいに町にとけ込んだお店にしたいと思いました。」

平日の昼の取材でしたが、この時は一人で本を読みながらゆっくりジェラートを
味わっているお客さんがいらっしゃり、確かに「町のジェラート屋さん」だと感じました。

店内はミルクのような白い壁に氷のような照明

店内はミルクのような白い壁に氷のような照明。
ジェラートらしい組み合わせがとても素敵です。
「友人の設計士に設計・施工をお願いしました。インテリアは僕のチョイスです。
 ペンダントライトはBocciのもので気泡の入った吹きガラスなんです。
 壁掛けのテラコッタのプランタはteracreaのものです。
 これからグリーンを増やしていきたいんです。」
洗練されていて、味わい深いインテリアはついつい長居したくなる。
インテリアデザイナーならではのこだわりが随所に見えます。

愛らしい黒板のメニューボード

黒板のやポスターがなんとも緩くてほっこりします。
これらもインテリアとマッチして雰囲気を出していますね。
「黒板はこんなタッチで描くのが上手いスタッフがいます。ちなみに男です。(笑)
 今お店にあるポスターは漫画家の堀道広さんにお願いしました。
 好きな漫画家さんなんです。他には美大生の方に頼むこともありますよ。」

店内の暖かみのあるポスター

店員さんのファッションもお店のイメージにぴったり、
特定のユニフォームではなさそうですが、みなさんボーダーのシャツに帽子をかぶっています。
「うちのジェラートはハチミツを使って自然な甘みにしています。
 で、蜂の刺繍がワンポイントで入っているORCIVALのシャツを着ていたのですが、
 最近はORCIVALに限らず、各スタッフのイメージに合ったボーダーのシャツを
 僕が選んでいます。」
ORCIVALを選んだ理由には思わず大きくうなずいてしまいました。
軽いルールを決めて、個人のイメージに合ったものを選ぶ方法はユニークですね。

春オススメのいちごジェラート

肝心なジェラートについてですが、毎月旬の味がお店に登場します。
春のおすすめはいちご。
どのフレーバーも甘さが主張しすぎず、素材の優しい味わい。
いくらでも食べたくなるジェラートです。
webページではここでは語りきれないほどのジェラートへのこだわりを
知る事ができます。
オンラインショップもあり、ギフトにもおすすめです。
お近くにお寄りの際は、ふらりと入ってみてくださいね。

オーナーで、ジェラートマイスターである中井さん

【店名】シンチェリータ
【場所】東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-43-7
【電話】03-5364-9430
【営業時間】11:00~21:00
【定休日】なし
【web】http://www.sincerita.jp/

「メインターゲットは誰?」 vol.2

解決編:その1
「メインターゲットは誰?」 vol.2

メインターゲットの「ストーリー」をシミュレーション


実効性の高い施策の組み立ての第一歩は、「主に誰に来て欲しいのか?」=「メインターゲット」を特定することから始まる。
…という前回の原則を受けて、今回は「誰に」の分析を。
アイデアの検討の前に、もう少しいろんな情報を集めたりそれらを考察したりする段階をきちんと設けましょう。

メインターゲットの「ストーリー」をシミュレーション
ここは2段階で。

ひとつは、メインターゲットの「プロファイル」から。
はっきりとしやすい世代・年齢層、性別の他、世帯としての構成や形式、商店街との距離感や住まいの周辺環境などをまずは押さえます。
そのうえで、そのメインターゲットの日常生活を想像しながら、平日・休日での行動パターンや情報収集の手段、買物の仕方、余暇のすごし方などもできる限り具体的に書き出します。
当然ながら、誰をメインターゲットに置いたかによって全然変わってくるため、ディテールにもこだわっておくこと。例えば、大事な情報入手は口コミ…ではなく、家族なのか? ご近所なのか? 一緒に○○する友人なのか?
メインターゲットをひとり(もしくはひと組)想定し、その人を頭の中で動かしながら後をドキュメンタリー番組のカメラになって追い掛ける感じで…。

そしてもうひとつは、もう少しメンタルな領域に踏み込みます。
メインターゲットの持っている「ストーリー」のシミュレーションを。
とは言え、この領域は想像だけでは限界があったり、想定外の事実が隠れていたりします。
その意味では、より客観的な事実を確実にキャッチしたいもの。メインターゲットになり得る実際の人にヒアリングや取材を依頼するとか、アンケートに協力してもらうとかいった「リサーチ」活動も、場合によっては重要な要素になってきます。
先に「プロファイル」として抽出した行動や活動の「背景」を明らかにしていくことがポイント。
なぜそう動くのか? なぜそう思うのか?…といった判断の基準や価値観を掘り下げること。
また、商店街だけでなく、地域や近隣に対して、どんなニーズや期待・要望があるのか? どんな心配ごとや困りごと、悩み・不満があるのか? それはなぜか? どんな思惑があるからなのか?
さらには、興味のあること、したいこと、嬉しいこと、楽しいことは何か? なぜそう思うのか?…などなど。

ここを深く落とし込んでいけばいくほど、その整理の途中で「何を」や「どう伝えるか」の輪郭が見えてきやすくなります。
要は、ターゲットに最適な施策を企画するための「根拠」を固めるのがこの段階。いわば、プランの基礎工事のようなものです。
これが強ければ、次のステップもほんわりしません。仮に、その後設計したプランで大きな成果が出なかったとしても、問題点や改善点を検証するための軸に必ずなってくれるはずです。

さて、ここまでで組み立てのための材料が概ね揃いました。
次は、いよいよ施策としての「コンテンツ」と「メッセージ」づくりへ。
解決編:その2…メインターゲットにとって魅力的な「何を」するか?…へと続きます。


東京麦酒娘【オリンピックとコラボビール!】

みなさんこんにちは。東京麦娘です。

連日、熱い戦いが繰り広げられていますが
みなさんはソチオリンピック観てますか?

私は観てます!ビールを飲みながら応援しています。


ということで(?)
コーナー第三回目のテーマは、『オリンピックとコラボビール!』です。

大きなイベントがあると
それにまつわるデザイン缶や限定商品が発売されたりしますが
今回もソチオリンピックの日本代表応援商品がアサヒさんから出ています。

その名も「アサヒ クリスタルゴールド」!
なんとも縁起の良いビール名。
日本代表選手のメダルがかかった試合なら、思わず飲みたくなります。

オリンピックとコラボビール

氷をイメージした背景に、五輪のマークがどーん。分かりやすいデザインです。



飲んでみると、割とあっさりした印象。
ふんわりとしたアロマの香りを感じます。
アルコール度数は6%とちょっと高めですが、
全体的に飲みやすいので、テレビ観戦しながらついグイグイ飲んじゃいそう!

こういったコラボビールはイベント気分を盛り上げてくれるので
必ず手に入れて、オンタイムで飲むようにしています。
もちろん、私も一応社会人なので
試合が深夜のときは我慢しますが…

また機会があれば、他のコラボビールもどんどん紹介していきたいと思います。
お楽しみに!


***


さて、今晩(2/19)から、女子フィギュアスケートの試合がとうとう始まりますね。
「アサヒクリスタルゴールド」は、
フィギュアスケートをイメージした、華やかで力強い味わいが特長とのこと。
ビールの味わいとフィギュアスケートの演技を楽しみながら
応援するのも一興ですね~

第六回: 普段使いの便利アプリを使ってみよう!

今回は通勤途中や家で新聞、ラジオの代わりに、テレビを見ながら日常的に利用できる便利アプリをご紹介します。

第六回:普段使いの便利アプリを使ってみよう!




1. ニュースアプリ
最近は移動中などの時間の空いた時にサクっと見られる記事を端的に表示してくれるニュースアプリが支持されているようです。
掲載情報自体はニュースなので情報に大きく差はないのですが、操作感は各アプリの特色がとてもよく出ています。

Gocro, Inc.
ニュースが圏外でも読めるSmartNews/スマートニュース
Gocro, Inc.
※圏外でも読めるスマートモードを搭載。

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gocro.smartnews.android&referrer=utm_source%3Dsmartnews-index-pc-upper
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/id579581125


LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ
LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ
NAVER JAPAN
※シンプルで使いやすい手軽なニュースアプリ。

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.naver.linenews.android&hl=ja
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/line-news-line-gong-shinyusuapuri/id669458941?mt=8


話題のニュース、最新ニュースが無料で読める!グノシー
話題のニュース、最新ニュースが無料で読める!グノシー
Gunosy Inc.
※独自の学習機能でユーザーに合った記事を推薦するようになります。

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gunosy.android
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/xianinyusu-apurigunosy/id590384791?mt=8




2.ラジオアプリ
※インターネット回線を利用するサービスのため従来の電波で受信するラジオよりノイズ等も無く高音質で楽しめます。
長時間聞きたい方はパケット制限の無いWiFi接続がお勧めです。


radiko
radiko
Alfredcore Inc.
※受信可能放送局:TBSラジオ / 文化放送 / ニッポン放送 / ラジオNIKKEI第1 / ラジオNIKKEI第2 / InterFM / TOKYO FM / J-WAVE / ラジオ日本 / bayfm78 / NACK5 / FMヨコハマ / 放送大学

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.radiko.Player&hl=ja
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/radiko.jp/id370515585?mt=8

NHKネットラジオ らじる★らじる
NHKネットラジオ らじる★らじる
NHK (Japan Broadcasting Corporation)
※受信可能放送局:NHKラジオ第1・ラジオ第2・FM

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nhk.netradio&hl=ja
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/nhknettorajio-rajirurajiru/id473937342?mt=8




3.テレビ関連アプリ
オリンピック、今何チャンネルでどの競技をやっているのか、見逃した競技の結果は?等に便利なアプリ。

テレbing番組表
テレbing番組表
Microsoft Corporation
※地デジ・BSに対応したテレビ番組表アプリ。

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.tvbingjp&hl=ja
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/terebing-fan-zu-biao/id439322059?mt=8


NHK ソチオリンピック全力応援!
NHK ソチオリンピック全力応援!
NHK (Japan Broadcasting Corporation)
※ソチオリンピックの競技予定、選手情報、メダル獲得情報、競技のハイライト動画、ライブストリーミングが確認できる便利アプリ。

Google Play(Android版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.or.nhk.olympic&hl=ja
App Store(iPhone版)
https://itunes.apple.com/jp/app/nhk-sochiorinpikku-quan-li/id808685750?mt=8





今回はメディア関連のアプリ中心にご紹介しました。
みなさんもちょっとした時間に利用できる情報アプリを探してみてはどうでしょうか。



IT TREND WATCH 第17回「モノのインターネット(Internet of Things)」

皆さん、こんにちは!

第17回のお題は「モノのインターネット(Internet of Things)」についてお届けします。

ここ最近、目にすることが多くなってきた感のある「モノのインターネット」という単語ですが、皆さんその意味をご存知ですか?
「モノのインターネット(Internet of Things)は、一意に識別可能なものがインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。」(wikipediaより抜粋)
とwikipediaに記載があります。
これを意訳すると…私たちが暮らしているこの世の中のさまざまなモノが、インターネットを通じてつながること。それによって実現される全てのサービスそのものをInternet of Things=モノのインターネット と考えると理解しやすいと思います。

と、何だか小難しい話になってしまいましたが…
巷では「モノのインターネット」を体現する商品・アイデアが続々と出てきていますので、そちらをご覧いただけばイメージしやすいはず。ということで百聞は一見にしかず、早速ご紹介します!

照明:Philips hue
http://www.meethue.com/ja-JP
照明:Philips hue
スマートフォンなどからアプリを使用してコントロールできる照明システム。照明(ライト)✕インターネットです。
1600万色もの中から好みのカラーを選べたり、シーンに合わせて様々な照明設定を自分で作って設定できるそう。時にはパーティーに、時にはムーディーに。自宅はもちろんのこと、お店とかでも利用シーンが沢山ありそうですよね。いや〜これは売れそう、ナイスアイディアです!

温度調節計(もはやこの呼名が正しいかも不明です…):Nest Learning Themostat
https://nest.com/
温度調節計(もはやこの呼名が正しいかも不明です…):Nest Learning Themostat
こちらは空調✕インターネット。あのiPodの生みの親と言われているTony Fadell氏が新たに立ち上げたベンチャー企業の開発製品です。AI(人工知能)搭載で、ユーザーの生活パターンや好みなどを学習して、その場に応じた制御を自動でしちゃう超スグレモノ。当然、連動する空調システムやエアコンが必須ですが。これも近い将来、当たり前のように各家庭に普及するかもしれませんね。

冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの生活家電:例)LG HomeChat
http://lgusblog.com/product-news/lg-homechat-makes-easy-communicate-smart-appliances/
冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの生活家電:例)LG HomeChat 2年位前から日本では「スマート家電」と呼ばれはじめた分野です。生活と直結する、家電✕インターネット。
たとえば冷蔵庫なら、冷蔵庫の状態をチェックできるのはもちろんのこと、外出先から冷蔵庫内の画像を庫内カメラでチェックして買物に役立てる、食材の管理とともにレシピが見られたり…と、確かに便利!
更にLGの最新システム「HomeChat」対応製品だと、これらの機能を冷蔵庫本体とLINEで会話しながらできちゃうそう!もうSFどころの騒ぎではありません。擬人化という意味では、iPhoneのsiri嬢やdocomoのヒツジさんみたいなものですね。

歯ブラシ:Kolibree
http://www.kolibree.com/
歯ブラシ:Kolibree そうきたか!歯ブラシ✕インターネットなこちらの製品。「もっとスマートに歯磨きを」をキャッチフレーズとした世界初のネット接続型歯ブラシです。内蔵のセンサーでブラッシング(つまり歯磨きのこと)の記録をとり、アプリで確認できるそう。どのくらい歯石が取れたかなどもわかるので、歯磨きの質の向上にも効果的だとか。これは小さなお子さんはもちろん、全国の歯磨き苦手なミンナ(筆者含む)には強い味方になるのでは!

サッカーボール:adidas miCoach smart ball
http://www.micoach.com/smartball/
サッカーボール:adidas miCoach smart ball スポーツの分野ではウェアラブルデバイスが大流行の兆しですが、逆に道具の方にフォーカスしたものがこちら。スポーツグッズ✕インターネットです。
なんとサッカーボールの中に動きを検知できるセンサーが内蔵されており、選手が蹴った際のボールの速度や回転数、距離などのデータがリアルタイムに端末に送られるシステムとか。
こうなってくると、ACミランの本田選手の必殺技である無回転フリーキックとかも思いっきり分析されちゃいますね… 選手の癖や特長が目に見える形でわかるようになるので、上達への近道になるのかも。このデータをテレビで観戦しながら受け取れたら面白そうだなぁ。

といった具合に、ライトからサッカーボールまで実に様々な分野で「インターネットに繋がる」ことでより便利な使い方をすることのできる製品が開発されています。
これらが実際に商品化されて普及するにつれて、今までにない新しいライフスタイルやカルチャーが生まれてくるのは間違いないでしょう。ただ便利なだけじゃない、新しいワクワクするような未来のための色々なアイディア製品の登場が楽しみですね!






「らしさ」のあるお店づくり六回目のお店は『MU(ミュー)』さん

『「らしさ」のあるお店づくり』では飲食店を中心としたお店にご協力を頂き、
魅力的な空間づくり・ロゴ・販促ツールについてデザイナーの視点から
あれこれ聞いちゃいます。

第六回のお店はJR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分、
商店街の脇道を入った場所にスタイリッシュなお店を構える
イタリアンレストラン「MU(ミュー)」さんです。

イタリアンレストラン「MU(ミュー)」さんのエントランス

イタリアンのシェフとフレンチのパティシエ、お二人のお店。
厨房に炭火のグリルがあり、グリル料理が自慢です。
今回お話をうかがったのはパティシエとホールを担当されている氏木さんです。

オープンしたのが2013年の3月、もうすぐ1周年ということです。

このスタイリッシュな空間はどのように生まれたのでしょうか?
「中央線沿線で物件を探している時に見つけました。古民家っぽいのも
 いいなあと思いリノベーションする事にしたんですが、利用したのは
 屋根と柱だけ、ほぼ建て替えに近い感じになりました。」
たしかによく見れば、どことなく家っぽさがある店構え、
中は落ち着く色調の気持ちの良い空間なんです。
当初想定していたのは、30代~のお客さまがお酒を楽しむお店でしたが、
立地的にも年配のご夫婦やファミリーの方が予想より多く、
客層の広いお店になったそうです。


ロゴが印象的な入り口

光あふれる店内


入り口の大きなロゴが印象的ですね、
設計の際にはどのようにオーダーされたのですか?
「設計デザインと施工の両方ができる会社の方に依頼しました。
 大人っぽい空間にしたいことと、後で自分で多少手が加えられるように
 シンプルにとお願いしました。
 デザイナーさんから自身の仕事として紹介できる事例にしたいとの
 申し出があったので、作りながら細部を話し合う流れになりました。
 入り口のロゴは本当は石とかで重厚な感じにしたかったのですが、
 予算の都合で素材は変更しました。
 ロゴデザインはその時に一緒に作ってもらいました。」


氏木さんの手作りの設備
テーブルや棚、メニュー表は氏木さんの手作りというから驚きです。


ところで、お店の宣伝は何かしていますか?
「全くしていません」
webページなし、お店の入り口にも何屋さんなのか分かる要素は少なめ。
なぜなんでしょうか?
「お客さまにイタリアの国旗とか出したら?と言われたりしますよ、
 でも分かりやすく出さないことが、MUの雰囲気につながるのだと
 思っています。去年のオープン時も告知を一切しなかったのですが、
 新しいものが好きな近隣のお客さまが興味をもって来てくださり、
 その客さまから口コミで新たなお客さまへとつながっている状況ですね。」
宣伝をしないというのは、なかなか勇気のいることだと思いますが、
情報を出しすぎないことが功を奏したということですね。


陽が差し込む店内

インタビュー中、厨房で仕込みをしていたシェフの宮島さんが料理について
「素材にはこだわっています。良い素材を使って、ちゃんと真剣に料理を
 つくることがこだわりですね。」と語ってくれました。
料理やサービスのクオリティが高くなければ口コミは広がりません。
口コミという強力な宣伝は、料理に対する真面目さの結果であると強く感じました。


広いカウンターテーブル

今後のお店の予定は何かありますか?と質問したところ、
パティシエ氏木さんの自信作「チーズケーキ」をテイクアウトできるように
する予定だそうです。
いつからかはまだ決まっていないとのことですが、楽しみです。

美味しい料理とお酒を気軽に楽しめるカジュアルなお店です。
ちょっと飲みたい夜に一人でふらりと立ち寄れる雰囲気は嬉しいですね。


【店名】レストラン ミュー
【場所】東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7
【電話】03-3317-7278
【営業時間】ランチ:平日のみ11:30~14:00LO/ディナー18:00~22:00LO
【定休日】水


「Going My ゴルフ」第3回のテーマは「打ち納め・初打ち」

「Going My ゴルフ」第3回のテーマは「打ち納め・初打ち」


明けましておめでとうございます!
…と言っても、既に1月も終わりに差し掛かっておりますが(笑)

年末年始は皆様いかがお過ごしだったでしょう?
今年はカレンダーの巡りも良く、9連休だった方も多かったのではないでしょうか。
長い休暇を利用して家族でのんびりと過ごされた方、旅行に出かけられた方、人それぞれ様々な楽しみ方をされたと思います。

かく言う私は、年末年始はもちろん(!?)ゴルフ場におりました~
ゴルファーの方は、年の最後のゴルフを「打ち納め」年初めのゴルフを「初打ち」と呼んだりしております。

私の場合は打ち納めは「大晦日」、初打ちは「元日」と、相変わらずの「ゴルフバカ」ぶりを発揮しております。
仲の良い友人と大晦日&元日ゴルフというのが、ここ数年の行事となっています。

「大晦日や元日にゴルフとは何をバカな…」とお思いになられる方もおられるかと思いますが、行ける方にはオススメです!
普通の人はなかなかゴルフをしない日という事もあり、実は様々なメリットがあるのです!!

お正月はティーマークも門松仕様です
お正月はティーマークも門松仕様です。

その1
まず、何と言っても道が空いている!
特に都内は帰省される方が多く、仕事をしている方も限りなく少ないので道はスイスイです!
行きも帰りもストレスフリー。
ついでにゴルフ場もそれほど人数を入れないので、プレー進行も良いです。

その2
プレー料金がかなりお得!
大晦日・元日に限っては、普段の土日祝日の約3~5割り引きの価格設定で楽しめちゃいます!
普段は行けない良いゴルフ場に行って楽しむも良し、激安価格のゴルフ場で楽しんでお得感を満喫するも良しです。

その3
これは関東地方に限ってかもしれませんが…
素晴らしく天気が良い!
先に書いた様に、ここ数年大晦日・元日をゴルフ場で過ごしていますが、特に元日に関してはすこぶる天気が良いです!
気になって少し調べましたが、ここ10年で東京近辺では元日に1日雨が降ったような記録がありませんでした。

今年も大晦日は茨城、元日は栃木に行きましたが、両日とも快晴&ほぼ無風の素晴らしい天気でした!

家族サービスしたり、年末年始くらいはのんびり過ごしたい方も多いと思いますが、可能な方は一度体験してみる事をお勧めします!
早起きしなきゃいけないから初日の出もしっかり拝めますし(笑)



ところで、私事で恐縮ではありますが…
この元日ゴルフの早朝に「入籍」いたしました~!
相方ももちろん大晦日&元日ゴルフに行きましたよ~

結婚した日にゴルフ…
正に究極の「ゴルフバカップル」ですかね?

さらに驚いた事に、大晦日にご一緒した私が「アニキ」と慕うゴルフ仲間も今年の元日に入籍したそうです!
全くの偶然に驚かされました~
※ちなみにお相手もゴルフ仲間のひとりです。

写真は私と「アニキ」の独身最後の2ショットです(笑)
私と「アニキ」の独身最後の2ショット

「メインターゲットは誰?」

解決編:その1
「メインターゲットは誰?」 vol.1


まずは結論から。
「誰に 何を どう伝えるか?」…施策の企画はこの順で。
「集客」の成否はここに尽きると言っても過言ではありません。

メインターゲットの設定…「主に誰に来て欲しいのか?」を決めることから集客プランはスタートします。

「メインターゲットは誰?」が最優先
もちろん、実施したキャンペーンやイベントが成功し、上手く継続・連鎖していけば、最終的にはたくさんの多種多様なお客さまに来てもらえる期待はあります。
でも、最初から「多くのいろんなお客さま」を対象にしてしまうと、プランの道筋は著しくぼんやりしてしまいます。
さらに、アイデア先行で相手を絞り込まないまま「何をするか?」に手を着けてしまうと、話が拡散し適性の判断が成り立ちにくく漠然とした検討プロセスになってしまいます。

ひと口に「お客さま」と言っても、年齢・性別や生活状況などによって、興味・関心のあることやニーズ…いわゆる「行きたい!」と思う刺激となるものが異なります。
また前回でも述べた通り、コミュニケーションにおいても、確実に伝わる手法やわかりやすく魅力的に伝わる表現も、誰が相手なのかによって大きく変わってきます。
だからこそ、最初での「ターゲッティング」が大切。「特に集まって欲しい人」を具体化することで、後のプログラムの組み立てが極めて合理的に、かつ根拠のあるカタチで進めることが可能になるわけです。

もうひとつ重ねて言うと、商店街として「どんな感じのにぎわいを求めるのか?」という大きなビジョンが必要。
小さな子どもたちを中心に、そのファミリーが集まる元気な街。
学生たちが気軽に立ち寄れる、若いパワーを感じられる街。
主婦たちが世代を超えて情報交換やおしゃべりができる、風通しのいいコミュニティの街。
シルバー世代に生きがいのきっかけを提供できる、人にあったかい街。…etc.
そんなめざす街のイメージが、推進するメンバー間で共有できていると、話し合いや設計はとてもスムーズです。

「誰に」を起点に、「何を」と「どう伝えるか」をブレイクダウン。それが「人が集まる街」への第一歩。
次回は、設定した「誰に」を分析し、施策やコミュニケーションを煮詰めていく手掛かりをどうつくるかについて。

ということで、「メインターゲットは誰?」 vol.2へと続きます。